季刊RENGO

 

2023年秋号

目次
02
巻頭対談
世界一幸福な国
フィンランドから学ぶ
「すべての人が生きがいを感じられる多様性のある社会」とは?

日本が直面する社会課題は深刻だ。少子化は加速度的に進み、労働力不足は危機的状況にある。国際競争力は低迷し、デジタル化や気候変動、ジェンダー平等・多様性推進の取り組みも世界に大きく後れをとっている。
そのような問題意識を共有して、政府は2021年に「新しい資本主義実現会議」を設置。芳野友子連合会長も参画した議論を通じて明らかになったのは、分配と成長の好循環を可能にする「新しい資本主義」の基盤は、「すべての人が生きがいを感じられる多様性のある社会」であるということ。こうした動きを受けて、ジェンダー平等・多様性推進の先進国である北欧5ヵ国の駐日大使館では、昨年から連続で「日本における新しい資本主義と北欧の視点」と題するセミナーを開催し、ワーク・ライフ・バランスや育児・家庭政策などに関する具体的な情報を提供している。「すべての人が生きがいを感じられる多様性のある社会」とは何か。もっと深く知りたいと、「世界一幸福な国」フィンランドのタンヤ・ヤースケライネン駐日大使に芳野会長との対談をオファーし、多様性ある社会、職場のウェルビーイング、女性と若者の政治参画などをテーマに語り合っていただいた。

タンヤ・ヤースケライネン 駐日フィンランド特命全権大使 × 芳野友子 連合会長
[進行]村上陽子  連合副事務局長
07
清水事務局長のハート・トゥ・ハート[14]
「インストラクター」から「エデュケーター」をめざして
08
CROSS TALK
子どもたちの笑顔と成長に向き合う
教員の魅力を取り戻すためには

教員採用倍率が過去最低に落ち込み、「なり手」不足が深刻化している。
若者たちに教員をめざしてもらうためには、どうすればいいのだろうか。
教員経験者である連合の清水秀行事務局長と、2人の有識者で座談会を行った。

小室淑恵 株式会社ワーク・ライフバランス代表取締役社長
尾木直樹 教育評論家、法政大学名誉教授
清水秀行 連合事務局長
[進行]冨田珠代 連合総合政策推進局長
14
連合2023
サマートップセミナーを開催
■オープニングセッション
ラーム・エマニュエル 駐日米国大使 × 芳野友子 連合会長
16
連合NEWS[2023年 6月〜8月]
■平和運動
18
若菜センセイに叱られる!?[26]
首藤若菜 立教大学経済学部教授
20
こころにホットたいむ with 弘子先生[33]
矢吹弘子 矢吹女性心身クリニック院長
21
ご案内
ワークルール検定2023秋
22
WORLD REPORT[15]<最終回>
山口博臣 国際労働組合総連合 政策アドバイザー
24
連合版 オトナの社会科見学[118]
自動車総連 トヨタ自動車労働組合
28
パソコンの前でひとりごと[58]
朝比奈あすか 小説家
29
リアル執行委員のあるある日記[15]
しまみどり
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