月刊『連合』

 

2020年11月号

目次
02
コロナ禍の「過労死等防止啓発月間」
社会を支え、インフラを守るため、
現場で懸命に働く人たちを守れ!
11 月は「過労死等防止啓発月間」だ。今年は、長期化するコロナ禍で働き方が大きく変わったり、仕事の負担が増えた人が少なくない。自分では気づかないうちに不安やストレスを溜め込んでいるかもしれない。例年以上に積極的な取り組みが必要だ。
そこで、コロナ禍の影響を強く受けている職場の過重労働や心的ストレスの実態を探ろうと緊急オンライン座談会を企画した。参加してくれたのは、エッセンシャルワーカーの介護、自治体、教育、運輸の現場で働く4 人の組合員のみなさん。
現場で何が起きていたのか、問題解決のためにどう動いたのか、今後の課題は何か。率直な意見が交わされた。
■緊急オンライン座談会
谷本 登(仮名) 介護職員〈UAゼンセン〉
日野麻美 自治体職員〈自治労〉
西川亜季人 小学校教員〈日教組〉
高津戸紀雄 配送ドライバー〈運輸労連〉
■連合の取り組み
山根木晴久 連合総合運動推進局長
08
シリーズ 真の多様性 第3弾[外国人労働者]
命とくらしと雇用を守る、新しいステージへ
9月29日、連合は「外国人労働者とのつながり 共に働き暮らす社会を実現しよう!労働組合が果たす役割と展望についてのWEBセミナー」を開催した。
テーマは、そのタイトルの通り、いかに外国人労働者とつながり、ともに働き暮らす社会を実現するか、そのために労働組合が果たすべき役割は何かである。
全国で労働相談対応にあたる約100名が参加し、最新の情報を共有するとともに、行政やNGO・NPOとの連携強化、労働相談体制の構築について実践的な報告・問題提起を受けた。
■講演1/外国人労働者に関する行政の対応
田平浩二 外国人在留支援センター長
     出入国在留管理庁 在留管理支援部在留支援課長
■講演2/外国人労働者の課題 〜連合のネットワークづくりに期待すること
指宿昭一 弁護士(暁法律事務所所長)
■事例報告1/外国人労働者に対する取り組み/UAゼンセン
松浦勝治 UAゼンセン政策局長
■事例報告2/国際ブータン労働組合の取り組み/JAM
安河内賢弘 JAM会長
■連合の取り組み
仁平 章 連合総合政策推進局長
14
シリーズ コロナ時代を考える vol.3
私たちは、この長期化するコロナ時代をどのように生きれば良いのだろうか。
連合は、6月から8月にかけて「コロナ時代を考える 有識者との緊急勉強会」をオンラインで12回にわたり開催し、その概要を本誌において3回にわたり掲載してきた。得られた知見と示唆をどう活かしていくのか。シリーズの締めくくりに、山根正幸連合企画局長に聞いた。
■提言11/「日本型雇用」を考える
小熊英二 慶應義塾大学総合政策学部教授
■提言12/ポストコロナの経済学
熊谷亮丸 株式会社大和総研専務取締役・調査本部長
■まとめ
山根正幸 連合企画局長
18
View Point #若者→労働組合[6]
室橋祐貴 日本若者協議会代表理事
20
若菜センセイに叱られる!?[8]
首藤若菜 立教大学経済学部教授
22
気になる数字、斜め読み[65]
鈴木不二一 働く文化ネット理事
23
こころにホットたいむ with 弘子先生[8]
矢吹弘子 矢吹女性心身クリニック院長
24
パソコンの前でひとりごと[33]
朝比奈あすか 小説家
25
はたらく4コマ[8]
せらみかる
連合をポスターで表現してみた
by 若者たち
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