月刊『連合』

 

2015年12月号

目次
02
神津会長の フルスイングで行こう!
今こそ、一人ひとりの思いを込めたフルスイングが必要だ!

 事務局長時代のコラム「どまんなか直球勝負!」から新装開店となった。10月の定期大会でのあいさつでも触れたように、この2年間は一筋縄ではいかない2年間と覚悟している。クセ球、変化球も飛んでくるだろうが、しっかりボールを見据えつつ、フルスイングを心がけていきたい。

04
連合2016春季生活闘争中央討論集会
すべての働く者の処遇を改善!
「底上げ・底支え」「格差是正」で経済の好循環実現!
■2016春季生活闘争の位置づけと要求の考え方

 連合は11月4~5日、「2016春季生活闘争中央討論集会」を開催した。
 要求水準を「『底上げ・底支え』『格差是正』に寄与する取り組みを強化する観点から、定期昇給相当分(賃金カーブ維持相当分)を除き2%程度を基準とする」などを内容とする基本構想を提起。これを受けて活発な討議が行われた。
 「2016春季生活闘争方針」は、今集会での議論を踏まえ、11月27日の中央委員会で決定される。

05
■2015~2016年度経済情勢報告
中城吉郎 連合総研所長
06
■基調講演 マクロ経済における賃上げの役割
脇田 成 首都大学東京大学院社会科学研究科教授
08
連合シンポジウム
これからの集団的労使関係を問う ─現場と研究者の対話─
■集団的労使関係をめぐる現状と課題
仁田道夫 国士舘大学経営学部教授
10
■現場×研究者
●テーマ1 企業・産業レベルの再編等と集団的労使関係
小畑 明 運輸労連中央書記長
呉 学殊 労働政策研究・研修機構主任研究員
●テーマ2  就業形態の多様化と集団的労使関係
松井 健 UAゼンセン常任中央執行委員
水町勇一郎 東京大学社会科学研究所教授
●テーマ3  企業別労働組合の組織的基盤
宮本礼一 ものづくり産業労働組合JAM会長
後藤嘉代 労働調査協議会主任調査研究員
●テーマ4  紛争解決と集団的労使関係
村上陽子 連合非正規労働センター総合局長(現連合総合労働局長)
神林 龍 一橋大学経済研究所教授
●テーマ5  労働者代表のあり方
新谷信幸 連合総合労働局長(現連合副事務局長)
濱口桂一郎 労働政策研究・研修機構主席統括研究員
12
逢見事務局長の ココだけの噺
悲願のマイナンバー
13
What is JILAF?
ジラフって何してるの?[5]
公益財団法人 国際労働財団(JILAF)
14
なぜ? ナゼ? まるわかり教室
女性活躍推進法
16
気になる数字、斜め読み[29]
鈴木不二一 働く文化ネット理事
17
ミンガラーバー![36](最終回)
自由で民主的な労働運動をミャンマーの地に
中嶋 滋 ITUCミャンマー事務局長
18
篠田教授の「労働文化」耕論[40]
篠田 徹 早稲田大学社会科学総合学術院教授
20
連合版 オトナの社会科見学[58]
全水道 東京水道労働組合
22
グローバル・リポート[58]
矢作ルンドベリ智恵子 スウェーデン在住ジャーナリスト
26
全国でキラリ働き女子
つなが~る中! Final
打ち上げ座談会 in 東京ビッグサイト
29
今月の表紙
幸・せ・さ・が・し
「まゆ玉まつりの日」
「第3回 連合・ILEC 幸せさがし文化展」入賞(努力賞)
撮影/大谷木春男さん