2017春季生活闘争に向けた取り組みがスタートする。
連合は、今年も「持続性」「月例賃金」「拡がり」「底上げ」の4つをキーワードに「クラシノソコアゲ」の実現をめざしていく。
このキーワードに込めた思いとは何か。
それはどんな意義を持つのか。
日本総研チーフエコノミストの山田久氏と神津会長が語り合った。
10月31日、11月1日の両日、連合2017春季生活闘争中央討論集会を開催した。
2016春闘の総括を踏まえ、「経済の自律的成長」「包摂的な社会の構築」「ディーセント・ワークの実現」をめざす「基本構想」を提起し、3つの分科会と全体会での活発な討議が行われた。
連合が昨年秋から取り組んでいる「クラシノソコアゲ応援団! RENGOキャンペーン」。
この間の取り組みを通じて、ソコアゲのための課題がよりはっきりと見えてきた。
そこで、今秋からは具体的な取り組み課題を設定し、「広く社会へ訴えかける運動×職場での運動」の相乗効果で「共感の輪」を広げ、早期の政策実現をめざす。
本誌では、「11・4奨学金制度の拡充に向けた街宣行動」、「安心の介護保険制度の確立と介護人材の処遇改善実現を求める11・11市民集会」の模様を報告する。
男女ともに安心して働くことができる就業環境を整備し、多くの人々が活躍できる持続可能な社会をつくることは、労働組合の重要課題である。
連合は、男女平等参画社会の実現に向け、毎年「連合中央女性集会」を開催している。
今年は、10月21日、22日の2日間の日程で、「みんなが安心して働ける男女平等参画社会を実現しよう!」をテーマに開催し、全国から971名(うち女性699名)が参加した。