月刊『連合』

 

2016年12月号

目次
02
■巻頭対談
2017春季生活闘争の意義と課題
“クラシノソコアゲ”正念場
「賃上げ」の流れを止めてはいけない
山田 久 日本総研チーフエコノミスト × 神津里季生 連合会長

 2017春季生活闘争に向けた取り組みがスタートする。
 連合は、今年も「持続性」「月例賃金」「拡がり」「底上げ」の4つをキーワードに「クラシノソコアゲ」の実現をめざしていく。
 このキーワードに込めた思いとは何か。
 それはどんな意義を持つのか。
 日本総研チーフエコノミストの山田久氏と神津会長が語り合った。

06
連合2017春季生活闘争中央討論集会
「底上げ・底支え」「格差是正」でクラシノソコアゲを実現しよう!

 10月31日、11月1日の両日、連合2017春季生活闘争中央討論集会を開催した。
 2016春闘の総括を踏まえ、「経済の自律的成長」「包摂的な社会の構築」「ディーセント・ワークの実現」をめざす「基本構想」を提起し、3つの分科会と全体会での活発な討議が行われた。

08
■基調講演 暮らしの底上げに向けて ─2017年度経済の展望─
中城吉郎 連合総研所長
10
■2016春闘の総括と2017春闘に向けた考え方
須田 孝 連合総合労働局長

12
クラシノソコアゲ応援団! RENGOキャンペーン
スタートから1年、取り組みは新たなステージへ
■11・4「奨学金制度の拡充」に向けた街宣行動

 連合が昨年秋から取り組んでいる「クラシノソコアゲ応援団! RENGOキャンペーン」。
 この間の取り組みを通じて、ソコアゲのための課題がよりはっきりと見えてきた。
 そこで、今秋からは具体的な取り組み課題を設定し、「広く社会へ訴えかける運動×職場での運動」の相乗効果で「共感の輪」を広げ、早期の政策実現をめざす。
 本誌では、「11・4奨学金制度の拡充に向けた街宣行動」、「安心の介護保険制度の確立と介護人材の処遇改善実現を求める11・11市民集会」の模様を報告する。

14
■安心の介護保険制度の確立と
 介護人材の処遇改善実現を求める11・11市民集会
16
2016連合中央女性集会を開催
みんなが安心して働ける男女平等参画社会を実現しよう!

 男女ともに安心して働くことができる就業環境を整備し、多くの人々が活躍できる持続可能な社会をつくることは、労働組合の重要課題である。
 連合は、男女平等参画社会の実現に向け、毎年「連合中央女性集会」を開催している。
 今年は、10月21日、22日の2日間の日程で、「みんなが安心して働ける男女平等参画社会を実現しよう!」をテーマに開催し、全国から971名(うち女性699名)が参加した。

18
逢見事務局長の ココだけの噺
クリスマス ・キ ャロル
19
連合大学院で学ぼう![6]
「連帯社会」連続講座(第2回)
20
篠田教授の「労働文化」耕論[50]
篠田 徹 早稲田大学社会科学総合学術院教授
22
気になる数字、斜め読み[37]
鈴木不二一 働く文化ネット理事
23
働くみんなのワークルールQ&A[10]
労働災害・労災保険
24
なぜ? ナゼ? まるわかり教室
奨学金制度
26
連合版 オトナの社会科見学[67]
フード連合 白鶴酒造労働組合
28
連合ホームページ 
リニューアルオープン 第2弾
29
ワーキングピュア世代必見!
全国各地のユースター
若月利之 連合本部連合ユースター委員会 担当