月刊『連合』

 

2016年1月号

目次
02
■新春対談
地道にマジメに働く25歳世代
ワーキングピュアと未来と希望と
小説家 朝比奈あすか× 連合会長 神津里季生

 連合が結成25年を記念して企画・制作した書籍『ワーキングピュア白書―地道にマジメに働く25歳世代』。純粋に仕事に取り組むワーキングピュアが直面している、長時間労働、サービス残業、低賃金、パワハラなどの労働環境の問題に対し、労働組合はどう行動すべきか。小説家の朝比奈あすかさんと神津連合会長が語り合った。
※ワーキングピュア=「悩みや不安を抱えながらも、地道にマジメにやりがいを求めて仕事をする25歳世代の若者」

07
組織化戦略シンポジウム
アメリカ労働運動の新機軸にみる可能性
■基調講演&セッション
ケント・ウォン カリフォルニア大学ロサンゼルス校労働研究教育センター所長
篠田 徹 早稲田大学社会科学総合学術院教授

 10月29日、アメリカ労働運動に新しい風を吹き込み続ける、UCLAレイバーセンターのケント・ウォン所長を迎えて、「組織化戦略シンポジウム―アメリカ労働運動の新機軸にみる可能性」が開催された。連合は、1000万連合の実現に向け、アメリカの組織化戦略に注目。アメリカの新たな組織化戦略は、どこから始まったのか。日本の労働運動が学ぶべき点は何か。ケント・ウォン所長の力強く確信に満ちた言葉をお伝えする。

08
■ワーキング・アメリカ調査報告
南部美智代 連合副事務局長
■ネットワークSAITAMA21運動
佐藤道明 連合埼玉事務局長
10
労働組合って、どう思われてるの?
[労働組合および連合に関する世論調査]
働く人の味方!でも、どんな活動しているの?
12
連合運動の最前線2016年は「地協」に注目!
■INTERVIEW タテ・ヨコの運動をつなぎ地域の働く人の「よりどころ」に
下田祐二 連合総合組織局組織拡大・組織対策局長

 連合が本格的に「地域協議会(地協)」改革に着手して10年。「地域に根ざした顔の見える運動」の拠点として、全国260の地協が置かれ、着実に活動の幅を広げている。本号より「北から南からなんでもちきょう自慢」を連載開始するにあたって、連合における地協の位置づけや再編の経緯、今後の課題について、下田祐二連合組織拡大・組織対策局長に聞いた。

14
新連載
北から南から なんでも ちきょう自慢[1]
連合鳥取 東部地域協議会 編
16
逢見事務局長の ココだけの噺
当たり前?お医者さんからの領収書
17
連合アタッシェの大使館だより[5]
斎藤牧人 在英国日本国大使館一等書記官
電機連合(沖電気労働組合)出身
18
気になる数字、斜め読み[30]
鈴木不二一 働く文化ネット理事
19
新連載
働くみんなのワークルールQ&A[1]
パワーハラスメント
20
連合版 オトナの社会科見学[59]
交通労連 神奈川交通運輸労働組合
YCAT支部
22
篠田教授の「労働文化」耕論[41]
篠田 徹 早稲田大学社会科学総合学術院教授
24
なぜ? ナゼ? まるわかり教室
労働組合と政治活動