連合が結成25年を記念して企画・制作した書籍『ワーキングピュア白書―地道にマジメに働く25歳世代』。純粋に仕事に取り組むワーキングピュアが直面している、長時間労働、サービス残業、低賃金、パワハラなどの労働環境の問題に対し、労働組合はどう行動すべきか。小説家の朝比奈あすかさんと神津連合会長が語り合った。
※ワーキングピュア=「悩みや不安を抱えながらも、地道にマジメにやりがいを求めて仕事をする25歳世代の若者」
10月29日、アメリカ労働運動に新しい風を吹き込み続ける、UCLAレイバーセンターのケント・ウォン所長を迎えて、「組織化戦略シンポジウム―アメリカ労働運動の新機軸にみる可能性」が開催された。連合は、1000万連合の実現に向け、アメリカの組織化戦略に注目。アメリカの新たな組織化戦略は、どこから始まったのか。日本の労働運動が学ぶべき点は何か。ケント・ウォン所長の力強く確信に満ちた言葉をお伝えする。
連合が本格的に「地域協議会(地協)」改革に着手して10年。「地域に根ざした顔の見える運動」の拠点として、全国260の地協が置かれ、着実に活動の幅を広げている。本号より「北から南からなんでもちきょう自慢」を連載開始するにあたって、連合における地協の位置づけや再編の経緯、今後の課題について、下田祐二連合組織拡大・組織対策局長に聞いた。