月刊『連合』

 

2018年4月号

目次
02
2018春季生活闘争
賃上げをすべての働く者へここから始まる「底上げ春闘」
3月14日の集中回答日。先行組合は、昨年を上回る水準の賃上げを引き出した。
この結果を追い風に、これから本格化する中小・地場の交渉、非正規の処遇改善の取り組みを力強く進め、賃上げをすべての労働者に波及させていこう!
03
■ 事務局長インタビュー
相原康伸 連合事務局長
06
■ 地方連合会の中小・地場支援の取り組み
連合北海道/杉山 元 連合北海道事務局長 山田新吾 連合北海道組織労働局長
連合埼玉/佐藤道明 連合埼玉事務局長
10
守ろう! 技能実習生の人権
〜外国人技能実習制度の適正な実施を〜 
外国人技能実習制度とは、日本の技能を開発途上国に移転するという国際貢献を目的に、一定期間、外国から技能実習生を受入れる制度。技能実習生の数は、現在25万人を超えている。
昨年11月には、技能実習生の保護と制度の適正な実施を目的とする「外国人技能実習法」(以下、新法)が施行された。実習の現場では、国際貢献とは名ばかりで、長時間労働や賃金未払い、最賃を下回る労働関係法令違反、旅券取り上げ等の人権侵害事案などのさまざま問題が起きていたからだ。連合は、開発途上国等への技能移転による国際貢献という制度本旨に沿った運営、監理体制の強化、技能実習生の権利保護を求めて取り組んでいる。外国人技能実習制度とはどのような制度なのか、制度の適正な実施のために何が必要なのか。新法の施行を機にあらためて考えてみたい。
■ データで見る外国人技能実習制度
12
■ 外国人技能実習制度の実態─相談事例から
指宿昭一 弁護士
13
■ 連合のスタンスと取り組み
村上陽子 連合総合労働局長
14
新連載
■ 逢見会長代行の行不由徑ゆくにこみちによらず[1]
連合結成30周年に向けたプロジェクト
16
■ 2020 TOKYO 人をつなぐ 夢をつなぐ
パラリンピックものがたり[3]
オットーボック社
20
View Point #クラシノソコアゲ[2]
中村圭介 法政大学大学院連帯社会インスティテュート(連合大学院)教授
22
連合寄付講座 全国で開講中![3]
佐賀大学編[前編]
富田義典 佐賀大学芸術地域デザイン学部教授
24
気になる数字、斜め読み[48]
鈴木不二一 働く文化ネット理事
25
道幸せんせいとワークルールを学ぼう![5]
道幸哲也 (一社)日本ワークルール検定協会 代表理事
26
連合版 オトナの社会科見学[77]
情報労連 高清水酒造労働組合
28
パソコンの前でひとりごと[8]
朝比奈あすか 小説家
29
てんてこ広報室♪[7]
ネットメディアに進撃中!
今月の表紙の答え