連合は、2020年に開催される東京オリンピック・パラリンピック大会に対し、「誰もが参加可能な共生社会の実現に向けて協力体制を構築する」という方針をうち立てている。協力の一環として東京都の障がい者スポーツ応援サイト「TEAM BEYOND」への登録(団体・個人)を呼びかけている。
本誌では、障がい者スポーツの魅力に迫った。
連合は、6月27日、「障がい者雇用シンポジウム」を開催。
障害者雇用促進法が改正され、昨年4月から合理的配慮の提供が義務化されるとともに、来年4月からは法定雇用率が引き上げられ、その算定基礎に精神障がい者を含めることとなっている。雇用の現場ではどんな取り組みが進められているのか。報告を受け、その現状と課題を共有した。
北海道札幌市で開催した2年に1度の連合サマートップセミナー。激動の世界情勢から、産業・労働の未来、人口減少社会と社会保障、国内政治のゆくえまで、幅広いテーマのプログラムを組んだ。その中から、2つの講演内容を紹介する。
連合は今年4月、千葉の幕張メッセで開催された「ニコニコ超会議」に、初めて連合独自のブースを出展した。普段、連合と接点の少ない若者に労働組合の存在をPRすることが目的だ。職場での悩みやブラック体験をぶちまける仕掛けを盛り込んだ私たちのブースに、果たして来場者が来てくれるだろうか…。そんな不安は開場と同時に吹っ飛んだ。多くの人が足を運び大盛況となった。喜んだのも束の間、訴えられた内容を聞くと、「こんなにも多くの人が職場で悩みを抱えているのか」。そんな現実がつきつけられた。