月刊『連合』

 

2016年3月号

目次
02
労働組合「日本プロ野球選手会」
結成30周年特別対談
森 忠仁 日本プロ野球選手会事務局長× 神津里季生 連合会長

 日本プロ野球選手会は、もっとも歴史ある「個人事業主」からなる労働組合。
 その本領が発揮されたのは、2004年の球界再編問題だ。
 選手会は、一方的な球団合併決定に対し、ストライキを決行して12球団・2リーグ制を守り抜いた。
 連合はその行動を支援して以来、連合メーデーへの参加や、東日本大震災ボランティア活動における協力など、連携を重ねてきた。
 昨年、選手会は結成30周年を迎えた。
 森忠仁新事務局長と神津会長が、労働組合の原点について語り合った。

06
2016春季生活闘争で「底上げ・底支え」を!
■日本経団連とのトップ懇談会
07
■2016地域活性化フォーラムin 宮崎
河野俊嗣 宮崎県知事
工藤久昭 宮崎県経営者協会専務理事
林 弘子 宮崎公立大学学長
田代 学 宮崎日日新聞社編集局次長・編制本部長
佐藤 真 連合宮崎会長
09
■非正規労働者の処遇改善
前田克子 自治労臨時・非常勤等職員全国協議会副議長
10
2016連合税制フォーラム
弱者を生まない社会を
井手英策 慶應義塾大学経済学部教授

 税制改正に対する理解を深め、政策・制度要求の実現につなげようと、毎年開催している連合税制フォーラム。2016年度改正の焦点は、「与党大綱」に盛り込まれた消費税の軽減税率の導入だ。今回は、その問題点を明らかにするとともに、「格差是正」と税財政改革をテーマに、井手英策慶應義塾大学教授による基調講演が行われた。「『弱者を助ける』のではなく『弱者を生まない』社会をめざすべき」という、新機軸の提言のエッセンスをお伝えする。(文責・編集部)

12
シリーズ 人口減少・超少子高齢社会と労働組合の課題
Vol.1 「地方消滅」の衝撃 人口減少時代の到来と日本社会
加藤久和 明治大学政治経済学部教授

 連合は、「2016-17運動方針」において、「働くことを軸とする安心社会」の実現に向け、「人口減少・超少子高齢社会を長期的に展望し、労働運動が取り組むべき課題について検討する」ことを確認。
 昨年12月にプレ検討チームを設置し、議論がスタートした。問題意識を広く共有するため、同時並行でその論点を伝えていく。
 第1回は、今何が起きているのか、政策対応のポイントはどこか、「日本創成会議」のメンバーでもある加藤久和明治大学教授から提言を受けた。

14
2015連合ユースラリー
ともに悩み、ともに議論し、ともに行動しよう!
15
書籍紹介
川口美貴 著『労働法』
16
逢見事務局長の ココだけの噺
現代の悪代官? 政治とカネ
18
北から南から なんでもちきょう自慢[3]
連合沖縄 那覇・南部地域協議会編
17
働くみんなのワークルールQ&A[3]
退職・解雇・雇い止め
20
気になる数字、斜め読み[32]
鈴木不二一 働く文化ネット理事
21
連合アタッシェの大使館だより[6]
山尾昌博 在ザンビア日本国大使館一等書記官
サービス連合(帝国ホテル労働組合)出身
22
篠田教授の「労働文化」耕論[43]
篠田 徹 早稲田大学社会科学総合学術院教授
24
なぜ? ナゼ? まるわかり教室
改正労働者派遣法
26
グローバル・リポート[61]
プラド夏樹 フランス在住ジャーナリスト
28
連合動画プロジェクト[2]
あなたのスマホにユニオニオン!
29
ワーキングピュア世代必見!
全国各地のユースター
深山敏顕 連合東京青年委員会事務局長