熊本県を中心とする九州地震が発生してから1カ月が経過した5月16日、私たち月刊連合取材班が現地に入り、被災状況や5月4日からスタートしている連合救援ボランティアの活動状況を取材した。
復興に向けて着実に動き出しているものの、余震が続き、度重なる揺れと鳴り続く緊急地震速報で、人々のストレスは計り知れない。
そんな厳しい毎日を送っている地元の人々から寄せられたのは、「連合の仲間の“ありがたさ”が身にしみる」という感謝の声と、「まだまだ手が足りない」との支援を求める声だ。私たちに何ができるのか、そして何をしなければならないのか、本誌面でお伝えしていきたい。
18歳以上選挙権の実現で注目を集める「若者の政治参加」。
現状では、若い世代の投票率は年長世代の約半分。政治に関心が持てないのか。投票しても、どうせ何も変わらないという諦めなのか。いったい今の社会や政治状況をどう見ているのか。
現役大学生のホンネを気鋭の社会学者・西田亮介氏が読み解き、神津会長が若い世代への思いを語る、異色のトーク企画。
今夏の参議院選挙からスタートする18歳以上選挙権。主権者教育の必要性が叫ばれているが、先駆的にみずから若者の政治参加に取り組んできた若者たちがいる。
今回は若者の投票率向上をめざす学生団体ivoteの活動を紹介する。