月刊『連合』

 

2018年10月号

目次
02
<特集>もう知らないなんて言わせない
連合エコライフ21
新たなる大作戦!?
今年の夏は、日本だけでなく世界各地が異常気象とも言われる酷暑や豪雨に見舞われた。あらためて地球環境に危機感を抱いた人も多かったのではないだろうか。
実は、労働組合が環境問題に取り組む重要性は、ますます高まっている。2016年に気候変動枠組条約締約国による「パリ協定」が発効し、日本政府は「二酸化炭素などの温室効果ガスの排出を2030年度に2013年度比で26%削減する」という目標達成に向けて、オフィス・家庭部門での排出を「4割削減する」ことを求めている。また、2015年に決定された「国連 持続可能な開発目標(SDGs)」でも気候変動対策や資源に関わる目標を掲げ、そこでも労働組合の貢献が期待されている。
そこで、その運動の一環として、連合がパワーアップをはかろうとしているのが、「連合エコライフ21」だ。自らのライフスタイルを見直し、環境問題の解決に向けた自主的・積極的な行動につなげていこうと20年前にスタートしたものだが、運動強化に向けた課題を探ろうと、昨年、連合がアンケートを実施。その結果を踏まえ、2018年度の取り組みとして、重点化・見える化、連合「労働組合のエコ活動PRアワード」の創設など新基軸を打ち出した。運動の飛躍に向けて、アンケートの結果から現状と課題を整理し、最新の「環境」をめぐる動向を踏まえて労働組合が取り組む意義を深く掘り下げた。
■「環境の取り組みに関するアンケート」の結果から
05
■労働組合が「環境」に取り組む今日的意義
藤田香 日経ESGシニアエディター 兼 日経ESG経営フォーラムプロデューサー
08
■労働組合のエコ活動PRアワード 募集中!
09
気になる数字、斜め読み[52]
鈴木不二一 働く文化ネット理事
10
連合北海道 ダイバーシティ・シンポジウム
“弱み”を“ 強み”に!
あらゆる人材が戦力になる
連合北海道から、シンポジウム取材の誘いがあった。テーマは「ダイバーシティ」。国籍、年齢、性別、障がいなど、さまざまな違いをもつ多様なメンバーを積極的に受け入れようという考え方だ。就労困難者支援の専門家として全国を飛び回る、NPO法人FDAの成澤俊輔理事長が講演。成澤理事長は、「世界一明るい視覚障がい者」をキャッチフレーズに、障がい者雇用分野の当事者・福祉の専門家・経営者という3つの立場を生かし、日夜奔走しているそうだ。さらに、障がい者雇用を積極的に実践するトーワラダンボール(株)の大場勝博代表取締役を交えてトークセッションを行うという。取材してみると、まさに今、みんなに伝えなければという内容だった。
■基調講演
成澤俊輔 NPO 法人FDA 理事長
11
■トークセッション
成澤俊輔 NPO法人FDA 理事長
大場勝博 トーワラダンボール(株)代表取締役
西村正樹 DPI日本会議副議長
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逢見会長代行の 行不由徑ゆくにこみちによらず[4]
連合評価委員会
16
相原事務局長のナチュラルのーと[3]
「リアル」のちから
18
連合寄付講座 全国で開講中![7]
福井県立大学[後編]
20
■ 2020 TOKYO 人をつなぐ 夢をつなぐ
パラリンピックものがたり[7]
都市鉱山からつくる!
みんなのメダルプロジェクト(その1)
22
国際労働運動の窓[7]
郷野晶子 ILO(国際労働機関)理事
23
道幸せんせいとワークルールを学ぼう![10]
道幸哲也 (一社)日本ワークルール検定協会 代表理事
24
連合版 オトナの社会科見学[82]
JR連合 四国旅客鉄道労働組合
香川支部 ワープ・高松管理駅分会
26
全国各地 ユニオニオンが行く![13]
連合神奈川の環境啓発活動
28
パソコンの前でひとりごと[13]
朝比奈あすか 小説家
29
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