月刊『連合』

 

2021年4月号

目次
02
座談会
若者の声を社会に
 長期化するコロナ禍で、感染拡大の要因として「自粛しない若者」への批判が止まない一方、学習の機会や就職活動など様々な面で深刻な影響を受けているのも、また若者たちだ。若者自身は、この状況をどうとらえ、何を求めているのか。
 若者の声を社会に反映しようと活動する、高校生、大学生、大学院生のニューリーダーと、新たな労働運動の創造をめざす相原連合事務局長が意見を交わした。
室橋祐貴  一般社団法人 日本若者協議会代表理事
能條桃子  一般社団法人NO YOUTH NO JAPAN 代表理事
車 世栄 高校生
相原康伸  連合事務局長
8
逢見会長代行の行不由徑ゆくにこみちによらず[13]
学生による抵抗運動の歴史
10
「在籍型出向の新たな仕組みに関する説明会」を開催
在籍型出向も活用して雇用の維持・確保を
 コロナ禍が長期化する中、いかに雇用を守り、生活を守るのか。様々な対策が打ち出されているが、新たな雇用維持のスキームとして期待されるのが「在籍型出向」だ。どんな特徴があるのか、労働組合には何ができるのか。連合は3月3日、厚生労働省職業安定局、(公財)産業雇用安定センターから講師を招いて「在籍型出向の新たな仕組みに関する説明会」を開催し、情報を共有した。
12
曖昧な雇用で働く人たち×連合
多様な労働者とつながり、
ともに新たな運動を創り出したい
 連合は、今期運動方針で「曖昧な雇用で働く就業者の法的保護の実現や集団的労使関係による課題解決の促進」を掲げ、具体的な取り組みの一歩として、昨年5月、ウーバーイーツユニオンの支援を決定した。
 コロナ禍もあり、飲食宅配代行サービスなどのプラットフォームワーカーは増え続けている。どんな課題があるのか。解決に向けてどう取り組んでいくのか。
山本昌弘  連合組織企画局長
14
コロナ禍の労働相談
~働く人々に何が起きているのか~
 連合は2月24・25日に「全国一斉集中労働相談ホットライン~雇用SOS ちょっと待った! その解雇・雇止め~」と「36(サブロク)の日」の労働時間をテーマに集中労働相談を行った。緊急事態宣言が延長される中、全国で536件と多くの相談が寄せられ、コロナ禍の影響は依然深刻である。
 小中高の臨時休校要請、緊急事態宣言など、コロナ禍で働く人々の環境が大きく変わったこの1年。2020年の連合への労働相談は前年の1.4倍に増えた。今、働く人々に何が起こっているのか。
久保啓子  連合フェアワーク推進センター局長
16
コロナ禍の今こそ、あたたかいメッセージを贈ろう!
~#広がれありがとうの輪 & シトラスリボンプロジェクト~
17
気になる数字、斜め読み[67]
鈴木不二一 働く文化ネット理事
18
ちょこっとチャレンジ
ワークルール検定ドリル[9]
19
こころにホットたいむ with 弘子先生[12]
矢吹弘子 矢吹女性心身クリニック院長
20
若菜センセイに叱られる!?[12]
首藤若菜 立教大学経済学部教授
22
WORLD REPORT[2]
山口博臣 国際労働組合総連合 政策アドバイザー
24
パソコンの前でひとりごと[37]
朝比奈あすか 小説家
25
ほんワーカー[3]
モニカ
季刊RENGO
季刊RENGOのご紹介
バックナンバー
季刊RENGO
年間購読お申し込みフォーム
季刊RENGO
ご意見・ご感想フォーム
記事ダウンロード
連合ダイジェスト