月刊『連合』

 

2022年12月号

目次
02
連合2023
春季生活闘争中央討論集会を開催

連合は11月1日、WEB併用で「2023春季生活闘争中央討論集会」を開催。構成組織、地方連合会、関係団体などから555名が参加し、基本構想にもとづいて活発な討議を行った。

■主催者挨拶
 芳野友子 連合会長
■基調講演
 渡辺 努 東京大学大学院経済学研究科教授
 市川正樹  連合総研所長
■「基本構想」提起と全体討論
 仁平 章 連合総合政策推進局長
■まとめ
 清水秀行 連合事務局長
06
座談会
労働者自主福祉運動のルーツと未来を考える

労働運動から生まれた、労働者による、労働者のための「助け合い」。それが労働者自主福祉運動であり、代表的な事業団体である労働金庫(労金)やこくみん共済 coopは、多くの組合員にとって身近で頼れる存在だ。ただ、それが事業として発展する一方で、労働者自主福祉運動の成り立ちや理念についての認識は薄れ、次世代への継承が危ぶまれている。労働者自主福祉運動を運動方針に掲げる労働組合は減少し、組合員がその意義を学ぶ機会も少なくなっているのではないか。
労働者自主福祉運動は、賃金・労働条件改善、政策・制度実現と並ぶ、労働運動の柱の1つ。そのルーツを再確認し、新たな時代に対応した運動と次世代への継承を進めるために、中央労福協、労金協会、こくみん共済 coop、連合の4者による座談会を開催した。

南部美智代 中央労福協 事務局長
松迫卓男   ろうきん協会 副理事長
髙橋忠雄   こくみん共済 coop 専務理事
安永貴夫   連合副事務局長[進行]
11
清水事務局長のハート・トゥ・ハート[10]
一人はみんなのために、みんなは一人のために
12
ゆにふぁん活動事例集[15]
■さわやか福祉財団 いきがい・助け合いサミットin東京
 堀田 力   さわやか福祉財団 会長
16
開堂50周年 高尾みころも霊堂

10月26日、高尾みころも霊堂(東京都八王子市)にて独立行政法人労働者健康安全機構が主催する「産業殉職者合祀慰霊式」が執り行われた。前年度に労働災害により亡くなられた方の名を「御霊簿」に記し合祀するもので、ご遺族、政府、経済団体、労働団体、労働災害防止団体、自治体、そして皇室から秋篠宮ご夫妻が参列し、黙祷を捧げ、献花を行った。
連合は、高尾みころも霊堂の運営を支援する公益財団法人産業殉職者霊堂奉賛会の評議員を務めており、芳野友子会長が参列した。
今年、高尾みころも霊堂は開堂50周年を迎えたという。どのような経緯で設立され、どんな活動を行っているのか。産業殉職者霊堂奉賛会の大石明理事長に話を聞いた。

■労働災害根絶への思いを新たに
 大石 明 産業殉職者霊堂奉賛会 理事長
18
気になる数字、斜め読み[74]
鈴木不二一 働く文化ネット理事
19
こころにホットたいむ with 弘子先生[29]
矢吹弘子 矢吹女性心身クリニック院長
20
若菜センセイに叱られる![24]
首藤若菜 立教大学経済学部教授
22
WORLD REPORT[12]
山口博臣 国際労働組合総連合 政策アドバイザー
24
パソコンの前でひとりごと[54]
朝比奈あすか 小説家
25
リアル執行委員のあるある日記[10]
しまみどり
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