月刊『連合』

 

2022年1・2月合併号

目次
02
新春座談会
労働組合による未来づくり

2年にわたるコロナ禍で、日本社会の脆弱性や課題が浮き彫りになっている。2022年は、様々な課題の解決に向けて動き出す年になる。その起動力として、労働組合や連合の役割は重要性を増している。さらに今後は時代に合わせて、新しい運動スタイルの構築も求められている。
連合は、「れんごうの日」の取り組みとして、毎月テーマを決めて連合本部・構成組織・地方連合会が一体となったオール連合型運動を展開している。1月のテーマは「労働組合とは」。本誌でも特別企画として、連合会長、会長代行、事務局長による「新春座談会」を行った。労働組合とは何か。未来づくりに向けてどのように運動を進めるのか。今期、重視すべき課題は何か。注目の新体制トップリーダーが語り合った。

芳野友子 連合会長
松浦昭彦 連合会長代行(UAゼンセン会長)
川本 淳 連合会長代行(自治労委員長)
清水秀行 連合事務局長
[進行]山根木晴久 連合副事務局長
8
未来をつくる。みんなでつくる。
2022春季生活闘争
仁平 章 連合総合政策推進局長
 2022春季生活闘争がスタートする。2年連続のコロナ禍での闘いとなるが、今季は「未来をつくる。みんなでつくる。」をスローガンに、「すべての組合が賃上げに取り組む」ことを高く掲げた。そこには、どんな課題認識があり、どんな思いが込められているのか。要求を組み立てる上で重視すべきポイントは何か。仁平章連合総合政策推進局長に聞いた。
■AR(拡張現実)を使った #未来づくり春闘 がはじまります!
13
気になる数字、斜め読み[71]
鈴木不二一 働く文化ネット理事
14
シリーズ 真の多様性
マジョリティの特権を可視化することが
差別の社会構造を変えていくことにつながる
出口真紀子 上智大学外国語学部英語学科教授
 連合は、年齢・性別・国籍・障がいの有無・就労形態などにかかわらず、一人ひとりが尊重され、互いに支え合うことのできる職場・社会をめざしている。この「真の多様性」を実現していくカギは何か。
 上智大学の出口真紀子教授は「差別と特権は表裏一体。マジョリティ性の多い多い側が、その特権を自覚することから始めなければならない」と説く。
16
新連載
清水事務局長のハート・トゥ・ハート[1]
心を込めて言葉を伝え合いましょう
18
ゆにふぁん活動事例集[9]
ゆりりん愛護会
20
今から始める! SNS活用術[6]
アクセス状況を知ろう!
22
こころにホットたいむ with 弘子先生[20]
矢吹弘子 矢吹女性心身クリニック院長
23
国際労働運動の窓[19]
郷野晶子 ILO(国際労働機関)理事
24
若菜センセイに叱られる!?[18]
首藤若菜 立教大学経済学部教授
26
連合版 オトナの社会科見学[107]
公益財団法人
国際労働財団(JILAF)その②
28
パソコンの前でひとりごと[45]
朝比奈あすか 小説家
25
新連載
リアル執行委員のあるある日記[1]
しまみどり
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