人事AIやプラットフォーム事業に対し、個人情報保護を強化する動きが広がっている。
日本でも、リクナビ事件(内定辞退予測スコアの販売)を受けて個人情報保護法が改正されたところだ。そこで、今回のテーマは「AIと憲法」。なぜ憲法?と思うかもしれないが、プライバシーや個人情報は憲法13条「個人の尊重」にもとづいて保護されるべきものであるからだ。慶應義塾大学の山本龍彦教授に解説をお願いした。
今次ほど春季生活闘争の真価が問われる年はないだろう。
2014闘争以降7年連続で賃上げを実現し、「底上げ」「底支え」「格差是正」の流れをつくり出してきた中で迎える2021闘争は、コロナ禍によって明らかとなった社会の脆弱性と日本が抱える構造課題の克服に向けて、これまでに経験したことのない環境下での取り組みとなる。
連合2021春季生活闘争方針は、「賃上げの流れを止めてはならない」と投げかけている。方針決定に至る経過でどんな議論があったのか。その意義と目的は何か。闘いをどう進めていくのか。冨田珠代連合総合政策推進局長に聞いた。
連合は、誰もが多様性を認め合い、互いに支え合うことのできる職場・社会の実現をめざす取り組みの第一歩として、まずは「気づき」から始めようと、アンコンシャス・バイアス(無意識の思い込み、偏見)診断を実施した。
回答者数は50,871名と、連合が行った各種調査の中では近年まれにみる回答者数となり、アンコンシャス・バイアスに関する関心の高さが浮き彫りとなった。
連合アクションの一環として、毎月5日の「れんごうの日」に多様な働く人々にスポットをあてた全国一斉行動・一斉配信が始まっている。
その一つが連合本部のツイキャス生配信「連合チャンネル・あつまれ! ユニオンスクエア」。視聴者も生放送中にコメントを書き込んで参加できる。