月刊『連合』

 

2018年12月号

目次
02
<巻頭対談>
若者の「働く」を考える
玄田有史 東京大学社会科学研究所教授
神津里季生 連合会長
今年10月、『30代の働く地図』と題する本が出版された。全労済協会が2017 年6月から1 年をかけて開催した「これからの働き方研究会」の成果をまとめたものだ。研究会の主査であり、本の編者である玄田有史東京大学教授は「若者の働くことへのイメージが急速に変わりつつある。希望を持って働いていくためには何が必要なのか。その道標を求めて議論を重ねた」と振り返る。
さて、どんな道標が示されたのか。玄田教授と神津会長が語り合った。
06
“Action!36”全国でギアUP
07
2019年4月施行
改正労基法のポイントと労働組合の取り組み
今年7月、労働基準法改正をはじめとする「働き方改革関連法」が成立した。労働時間法制に関わる部分については、労働政策審議会での検討を経て省令・告示が公布され、一部を除いて来年4月1日に施行される。
今回の改正は、時間外労働の上限規制、年次有給休暇の取得促進、勤務間インターバルの努力義務化など、労働時間法制の「大改革」というべき内容だ。法を活かすには、36協定の締結をはじめ、労使の取り組みが欠かせない。
労働組合に求められる役割は重大だ。改正のポイントをしっかり学び、職場・地域での取り組みを始めよう!
■ポイント —労働時間法制の見直し—
黒澤 朗 厚生労働省労働基準局労働条件政策課長
11
■労働組合の取り組み
内田 厚 連合副事務局長
12
連合2019春季生活闘争中央討論集会を開催
連合は11月1日、「2019春季生活闘争中央討論集会」を開催。従来の分科会方式ではなく全体討論一本で、500名近くの参加者が「基本構想」に基づいて、2020闘争以降も見据えつつ、闘争方針策定に向けて活発に意見を交わした。
■主催者代表挨拶
神津里季生 連合会長
13
■経済情勢報告 —2019年度経済の展望
藤本一郎 連合総研所長
15
■基本構想提起と全体討論
冨田珠代 連合総合労働局長
17
■集会まとめ
相原康伸 連合事務局長
18
■ 2020 TOKYO 人をつなぐ 夢をつなぐ
パラリンピックものがたり[9]
東京オリンピック・パラリンピック
競技大会組織委員会
22
連合寄付講座 全国で開講中![8][最終回]
教育文化協会
24
連合版 オトナの社会科見学[84]
ヘルスケア労協・ヘルスケア神奈川
全済生会労働組合 神奈川県支部
26
なぜ? ナゼ? まるわかり教室
みんなで知ろう! 私たちの医療( その2)
28
パソコンの前でひとりごと[15]
朝比奈あすか 小説家
29
てんてこ広報室♪[12]
アンケートへのご協力に感謝の巻
今月の表紙