月刊『連合』

 

最新号紹介

目次
02
Special Talk
日本人の「働き方」考
ロバート キャンベル 日本文学研究者・国文学研究資料館長 × 神津里季生 連合会長

「KAROSHI」が世界共通語になるほど、深刻な日本の長時間労働問題。敗戦後の復興から高度経済成長を経て経済大国へ。それを可能にしたのは、日本人の勤勉さであることは間違いないが、時代は大きく変わっている。心豊かに働くために、「働き方改革」をどう進めればいいのか。日本文学研究者として多彩に活躍するロバート キャンベル氏と神津会長が語り合った。

06
働く者の立場で「働き方改革」を進めよう

今年3月に決定された「働き方改革実行計画」の柱は、「非正規労働者の処遇改善に向けた同一労働同一賃金の法制化」と「時間外労働の上限規制など長時間労働の是正」の2つだ。
いずれも「スピード感をもって関係法案を早期に国会に提出すること」とされ、4月から労働政策審議会での議論が行われてきた。働く人たちのための「働き方改革」にしていくために、法整備をどう進めていけばいいのか。論点と課題を探った。

■対談 非正規労働者の処遇改善に向けた同一労働同一賃金の法制化
山田 久 (株)日本総合研究所 調査部長 チーフエコノミスト
村上陽子 連合総合労働局長
08
■集会 行動開始! 長時間労働の是正へ
渥美由喜 東レ経営研究所主任研究員
11
■連合のスタンス
村上陽子 連合総合労働局長
12
学校現場でも「働き方改革」
■何とかしなきゃ! 教職員の長時間労働

連合総研の「教職員の働き方と労働時間の実態に関する調査」(2016)で、教職員の長時間労働・多忙化の実態が明らかになった。「過労死ライン」と言われる週60時間以上働く教員は、中学校で8割超、小学校で7割超。部活動の指導・引率のため休日労働の頻度も高い。しかも、教員は、労働基準法37条の「時間外労働における割増賃金」規定が適用除外。過重労働から心身の健康を損なう教職員が増えている。
長時間労働の背景にはどんな問題があるのか。どうすれば、学校現場でも「働き方改革」を進めることができるのか。まず、ある中学教員の1日から、その勤務実態を見てみよう。

14
■特別寄稿 今すぐ長時間労働是正へ
尾木直樹 教育評論家・法政大学特任教授

日本の教員は、なぜこれほどの長時間労働を強いられているのか。是正をどう進めればいいのか。中学、高校、大学の教員として、44年間教壇に立ち、教育現場の問題を発信し続ける「尾木ママ」こと尾木直樹さんが、一刻も早い解決に向けてメッセージを寄せてくれた。

16
安心して子育てできる社会へ
子ども・ 子育て支援政策の現状と課題
小林美希 労働経済ジャーナリスト

「子ども・子育て支援新制度」がスタートして2年。今年3月に発表された2016年10月の待機児童数は約4万7000人で、前年より約2000人の増加。ネットや国会周辺では、「保育園に落ちた」保護者の悲痛な訴えが響いた。配置基準を超える子どもを受け入れ不正請求を行っていた認定こども園が摘発され、劣悪な保育実態と保護者が如何に選択肢のない状況に追い込まれているかが明らかになった。保育士の人材不足も深刻だ。この「待機児童問題」を解決しなければ、仕事と子育ての両立はできない。連合が4月に開催した「子ども・子育て支援 構成組織・地方連合会合同政策担当者会議」では、保育問題に詳しい労働経済ジャーナリストの小林美希さんが講演。子ども・子育て支援政策の現状と課題を共有し、政府や自治体がこれからすべきことが提起された。

18
イクボス宣言
■記念講演 働き方を、社会を変える
安藤哲也 NPO法人ファザーリング・ジャパン代表理事

今年の連合男女平等月間の取り組みの一環として行った「イクボス宣言」。
6月7日、イクボスプロジェクトを推進するファザーリング・ジャパンの安藤哲也代表理事立ち会いのもと、神津会長をはじめ連合本部役員がイクボス宣言。続いて安藤代表理事が記念講演を行い、「労働組合がめざすディーセント・ワークを職場で実現していくことがイクボスの役割」と投げかけた。

20
逢見事務局長の ココだけの噺
コショウを買いに行くのは共謀罪?
21
ワーキングピュアNEXT[2]
22
続シリーズ 2035社会を考える[6]
2035年における世界の中の日本
寺島実郎 (一財)日本総合研究所会長
24
篠田教授の「労働文化」耕論[56]
篠田 徹 早稲田大学社会科学総合学術院教授
26
気になる数字、斜め読み[42]
鈴木不二一 働く文化ネット理事
27
働くみんなのワークルールQ&A[16]
年次有給休暇、振替休日 ・ 代休
28
新連載
パソコンの前でひとりごと[1]
朝比奈あすか 小説家
29
新連載
てんてこ広報室♪[1]
ユニオニオン撮影秘話!?
今月の表紙