月刊『連合』

 

2019年8・9合併号

目次
02
<巻頭対談>
ILO創設100周年×連合結成30周年
「輝かしい未来と仕事」
〜私たちが未来を変える〜
ガイ・ライダー 国際労働機関(ILO)事務局長 × 神津里季生 連合会長
2019年、ILO(国際労働機関)は創設100周年という大きな節目を迎え、6月の第108回総会で「仕事の未来に向けた創設100周年記念宣言」を採択した。連合も、今秋に結成30周年を迎えるにあたって、連合ビジョン「働くことを軸とする安心社会ーまもる・つなぐ・創り出すー」をまとめた。共通するメッセージは「未来は変えられる」だ。
世界は今、情報技術革新、人口動態、気候変動、グローバル化などによって、かつてない規模と深度の急激な変化に直面している。その課題をどう受け止め、「仕事の未来」を切り拓いていくのか。G20(金融・世界経済に関する首脳会合)閉会直後の大阪で、ILO初の労働組合出身事務局長であるガイ・ライダー氏と神津会長が語り合った。
08
核兵器廃絶1000万署名 No!の声を届けよう
2020年は5年に1度の国連「核兵器不拡散条約(NPT)再検討会議」が開催される。しかし、「核兵器のない世界」への道筋は渾沌としている。この世界地図をみてほしい。世界には、今も約1万4000もの核弾頭が存在し、核戦争の脅威を警告する「世界終末時計」の針は進み続けている。連合は、原水禁、KAKKINとともに「核兵器廃絶1000万署名」をスタートした。いますぐサイトにアクセスし、「核兵器NO!」の声を届けよう!
■核兵器廃絶をめぐる情勢と課題
広瀬 訓 長崎大学核兵器廃絶研究センター副センター長・教授
■連合の取り組み
森 啓記 連合連帯活動局長
14
2020 TOKYO 人をつなぐ 夢をつなぐ
パラリンピックものがたり[14]
〈特別対談〉 いよいよ1年後 パラリンピックを盛り上げよう!
髙橋秀文 日本障がい者スポーツ協会常務理事,日本パラリンピック委員会副委員長 × 相原康伸 連合事務局長
2020年8月の東京パラリンピック開幕までいよいよあと1年となった。
パラリンピックをどう盛り上げていくのか、私たち1人ひとりにできることは何か。日本障がい者スポーツ協会常務理事で日本パラリンピック委員会副委員長の髙橋秀文氏と相原事務局長が語り合った。
18
偽装雇用か!?
ベルコだけの問題じゃない!
今回、本誌でお伝えしたいことは「会社組織の丸ごと偽装」。指揮命令の実態は通常の会社組織と変わらないのに、業務委託契約を濫用し、ほぼ全従業員を「個人請負」扱いにしてあらゆる労働法規の適用を逃れている。こんなやり方を許したら、日本の雇用社会は根底から破壊されるという危機感が広がっている。これではどんな仕事でも業務委託になってしまう。これは人ごとではない。明日は我が身…すなわち、私たち自身の問題だ。冠婚葬祭互助会大手の「ベルコ」で起きている問題を見てほしい。
6月13日には、北海道労働委員会が、全ベルコ労働組合の組合員に対する事実上の解雇と団体交渉拒否を不当労働行為と認定し、職場復帰等を命じる命令を下したが、高裁での裁判は継続中。闘いはまだまだ続く。この問題、ますます目が離せない。
■記者の解説
風間直樹 週刊「東洋経済」記者
■当事者の声・支援メッセージ
高橋 功 全ベルコ労働組合委員長
棗 一郎 弁護士・全ベルコ労働組合裁判闘争弁護団
出村良平 連合北海道会長
北野眞一 情報労連中央本部書記長
逢見直人 連合会長代行
24
環境最前線[7]
情報労連「全国環境一斉行動」
26
ゆにふぁん ~支え合い・助け合い運動~
「マップ」掲載申込受付中
連合労働組合のエコ活動PRアワード
「2019 大募集
27
国際労働運動の窓[12]
郷野晶子 ILO(国際労働機関)
28
連合版 オトナの社会科見学[90]
日本教職員組合 神奈川県高等学校教職員組合
32
パソコンの前でひとりごと[22]
朝比奈あすか 小説家
33
てんてこ広報室♪[19]
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