過労死等をなくすためには、働く仲間の声を直接聞くことができ、職場の実態を熟知している「労働組合」の役割がとても重要です。労働者の健康確保を徹底するために長時間労働の削減とハラスメント防止に向けて下記の例やチェックリストを参考にして労使で話し合い、取り組みを進めましょう。
安全衛生委員会や労使協議等を通じて、全労働者の労働時間の情報を会社側に求め、特に時間外労働が36協定の上限時間を上回るような労働者については、改善策を会社側と協議しましょう。また、下記の項目について確認し、チェックが付かない項目は早急に改善を求めましょう。
労働時間・休日に関するチェックリスト
時間外労働の削減・休息時間の確保のため以下のような点について労使で話し合いましょう。
ハラスメントは「起こさないこと」と、「万が一起きてしまったときに適切に対応すること」が求められます。ハラスメント根絶のため、以下のような点について労使で話し合い適切な措置を会社側に求めましょう。