今回、本誌でお伝えしたいことは「会社組織の丸ごと偽装」。指揮命令の実態は通常の会社組織と変わらないのに、業務委託契約を濫用し、ほぼ全従業員を「個人請負」扱いにしてあらゆる労働法規の適用を逃れている。こんなやり方を許したら、日本の雇用社会は根底から破壊されるという危機感が広がっている。
Category: 月刊『連合』特集
「底上げ・格差是正」を ど真ん中に! 2019春季生活闘争最大の力点
今こそブレイクスルー! すべての労働者の処遇改善と働き方の見直し!力を結集して乗り越えられなかった壁を突破し、社会全体に「底上げ・格差是正」の熱を広く強く波及させていこう!
未来に向けて、百万本のバラを — 子ども・若者が希望を持てる社会へ —
子どもの貧困や若者自立支援にも取り組んでいる加藤登紀子さん。子どもたちが、バラ色の未来を描けるような社会にするには何が必要か、政策・制度の枠を超えて、私たち自身にできることは何かを神津会長と語り合います。
座談会「2019春季生活闘争の重点課題」
若者の「働く」を考える
いつから働くことがこんなに怖いことになったのか…。学生から寄せられるメールからは、「働くことが怖い」という思いが強烈に伝わってきた。
2019年4月施行 改正労基法のポイントと 労働組合の取り組み
今年7月、労働基準法改正をはじめとする「働き方改革関連法」が成立した。労働時間法制に関わる部分については、労働政策審議会での検討を経て省令・告示が公布され、一部を除いて来年4月1日に施行される。今回の改正は、労働時間法制の「大改革」というべき内容だ。改正のポイントをしっかり学び、職場・地域での取り組みを始めよう!
トークショー “教えて、医療の摩訶不思議! 診療明細書って、なんだろう?”
病院での診療がお任せ状態になっていませんか?明細書のメリットは、診療内容がわかること。行われた治療や処方された薬がどういうものか自分で調べられます。また、セカンドオピニオンを求めたい時、これまでの治療を説明するのにも便利です。さらに、重大な薬の副作用などの問題が起きた時、自分がその投薬を受けたという投薬証明にもなります。
2020TOKYO 人をつなぐ夢をつなぐ パラリンピックものがたり~中村太郎 医師~
東京2020大会に向けてメディアの報道が増え、パラスポーツの認知度が高まり、物理的なバリアフリーは進んでいますが、心理的バリアは、いまだ根強く存在しています。ともに働き、ともに生きる社会をベースに、パラスポーツへの関心や認知度を高めていければと思っています。
過労死の根絶を!~労働組合の役割~ その2
労働基準法36条、そして罰則付き上限規制が導入された目的は、まさに労働者の心身の健康を守り、家族にとっても社会にとっても大きな損失である過労死をなくすということだ。
過労死の根絶を!~労働組合の役割~ その1
勤勉であることは大事だが、それと過重労働は別の問題。健康を第一に考える価値観を定着させる意識改革が不可欠だ。勤務間インターバル制度の導入や未だに根強く残る「抑圧の移譲」という風土を変えるなど、一つひとつの積み重ねが、健康な社会をつくり、過労死ゼロ社会の実現につながるはずだ。