日本の最低賃金は「地域別」に設定されているが、諸外国ではほとんど「全国一律」だという。国際的にみて、日本の最賃制度には、どういう特徴や課題があるのか。各国の制度に詳しい神吉知郁子立教大学法学部准教授に聞いた。
Latest News
「最低賃金」 働く者の生活を底支えし、 公正競争を促して経済の好循環へ
多くの非正規労働者のクラシノソコアゲに直結するのが、法定最低賃金の引き上げだ。日本の法定最賃は、地域別最低賃金と特定(産業別)最低賃金の2つ。なぜ法定最賃が必要なのか。どこでどう決まるのか。どんな課題があるのか。3回にわたって掲載する。まずは基礎知識を理解しよう。
働き方改革関連法案の可決・成立に対する談話
「高度プロフェッショナル制度」という、労働基準法上の労働時間規制を適用せず長時間労働を助長しかねない制度が法案から削除されることなく創設されたことは、極めて遺憾である。
2020TOKYO 人をつなぐ夢をつなぐ パラリンピックものがたり~山本 篤選手 陸上競技プロアスリート~
2008年の北京パラリンピックで銀メダル(走り幅跳び)を獲得し、日本人初の義足のメダリストとなった山本篤選手。パラ陸上のトップアスリートであり、義肢装具士の国家資格を持ち、スポーツ科学の研究者でもある。まさに型破りの進化を続ける、その素顔に迫った。
相原事務局長の ナチュラルのーと vol.1 ~自然体の言葉で綴ります~
連合が発信するさまざまな「公式文書」には必ずしも表れない連合運動の一コマやその際に私が感じたことなどを、できる限り自然体の、そして素直な言葉で綴れればと思います。
ILO総会「仕事の世界における暴力とハラスメント」基準設定委員会報告の採択に関する談話
引き続き国際労働組合総連合(ITUC)とともに「STOP!仕事におけるジェンダーに基づいた暴力」キャンペーンを展開し、ILO条約採択と批准に向けた国内法整備を求めていくとともに、あらゆるハラスメントの根絶に向けた取り組みを強化していく。
公務員の労働基本権を考えよう
日本の公務員は労働基本権が制約されている。団体交渉や労使協議を通じて労働条件を決定し職場環境を改善していくという、民間では当たり前のことができない。なぜ、公務員の労働基本権回復が必要なのか。
ILO条約採択で職場のハラスメントと暴力を根絶しよう!
国際労働運動の窓 vol.2
働き方改革関連法案の衆議院通過に関する談話
時間外労働にはじめて罰則付きの上限規制を導入するなど、重要な長時間労働の是正に向けた施策がいくつも盛り込まれた中で、長時間労働を助長する懸念のある高度プロフェッショナル制度が、国会審議を通じても削除されずに衆議院を通過したことは、極めて遺憾と言わざるを得ない。