みなさんは、連合をご存知でしょうか?
「連合」(日本労働組合総連合会)は、1989年に結成された日本のナショナル・センター(全国中央組織)です。加盟組合は約686万人、すべての働く人たちのために、雇用とくらしを守る取り組みを進めています。
ー労働組合ってどんな役割なの?
職場レベルの問題から社会的な問題まで解決する。それが、労働組合です。
労働組合は、労働条件・職場環境の維持改善といった職場レベルでの課題はもちろん、労働法制、社会保障制度、経済政策など、様々な社会的問題も解決しています。常に働く人や生活者に寄りそう、それが労働組合です。
ーなぜ労働組合が必要なの?
雇う側と対等な立場で交渉できるです。それが、労働組合です。
不払い残業代の問題や不当解雇、セクハラなど、職場に関しての悩みは千差万別。将来をしっかりと描けるような職場で働きたいという希望も、多くの人が抱くものです。
ー“働く”視点を社会に
日本の総人口1億2700万人のうち、企業・団体に雇用されて働く人約5400万人。総人口の約42%。
社会のあり方や将来を考える上で、「”働く”視点」は絶対に欠かすことができません。職場における課題から、職場レベルで解決できない様々な社会的問題まで、連合および労働組合は、「”働く”視点」から捉え、国や地域などの政府レベルに対しても意見を言っていきます。労働者の代表としての自覚を胸に、働く人たちがより充実した生活を送れるよう活動し続ける。それが、私たちの役割であり、また使命だと考えています。
★クイズ★ 連合マークはどれ?
正解は
【連合マークの意味】
外側の円形は地球で、インターナショナルな労働運動、国際連帯を表しています。3つの輪は、働く人たちのスクラムを表しています。
※こちらの記事は日本労働組合総連合会が企画・編集する「月刊連合2017年1・2月合併号」に掲載された記事をWeb用に編集したものです。「月刊連合」についてはこちらをご覧ください。