ねぇ、つながっちゃお!!ゆにふぁん活動事例集

2020年12月3日

 

 

 

 

 

「ゆにふぁん」とは、労働組合独自で展開しているボランティア活動や、地域でお付き合いのあるNPO・NGOなどと連携した活動を“見える化”して、個人の意思で活動に参加することや、物資や資金などを支援することができる仕組みです。「支え合うこと、助け合うこと」をもっと身近に、そして社会に広げていきます。

第6回は、連合本部推薦の労働者福祉中央協議会(中央労福協)「ろうふくエール基金(生活・就労応援基金)」を紹介します。コロナ禍で仕事や住まいを失うなど、困難を抱えた人たちを支援する活動です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

労働者福祉中央協議会(以下:中央労福協)とは

労働団体、労働者福祉事業団体、地方労福協で構成する、労働者福祉活動のための中央組織です。現在は生活困窮者への支援強化や奨学金制度の改善など様々な社会課題に対して、運動や政策要求、自主福祉活動の両面から取り組んでいます。

また、地域においては、地方労福協が幅広いネットワークのもと、様々な相談を受けるライフサポート活動や生活・就労支援、フードバンク活動の普及・促進などの取り組みを展開しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コロナ禍での生活困窮者支援の状況

コロナ禍による休業・失業、生活困窮、住居喪失などの困難を抱える相談者。中には身寄りもなく数日間何も食べていない人、困窮のうえ体調不良だが通院代にも困っている人など、相談の現場には悲痛な現実が押し寄せます。

こうした状況で、相談員・支援員たちは感染リスクを負いながら、自らも不安定な雇用の中で急増する相談者に寄り添い、力になるために最前線で奮闘する日々が続いています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コロナ禍の危機を乗り越える! ろうふくエール基金

働く仲間や地域の人たちが連帯し、様々な困難を抱えた人たちを支援するため、2020年7月より「ろうふくエール基金(生活・就労応援基金)」がスタートしました。広く寄附を募り、この危機を乗り越えるため基金を活用します。

 

 

 

 

 

 

 

すでにいただいた寄附金を活用し、上記の1〜2から助成を開始しました。

緊急生活支援では次のような支援を行いました。

 

 

 

 

現在もコロナ禍による雇用・生活への不安は払拭されていません。

助けを求める人たちに持続的に支援を届けるためにも、引き続き皆さまのご協力が必要です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

※この記事は、連合が企画・編集する「月刊連合11月」をWEB用に再編集したものです。