“クラシノソコアゲ”は正念場。「賃上げ」の流れを止めてはいけない。2017春闘の意義と課題とは

2016年12月1日

連合は2017春闘に「持続性」「月例賃金」「拡がり」「底上げ」の4つをキーワードとし、「クラシノソコアゲ」の実現をめざしていく。その意義や課題はなにか。日本総研チーフエコノミストの山田久氏と神津会長が語り合った。

北方領土の今を考える

2016年11月24日
201611_北方領土

かつて1万7000人が暮らしていた自然豊かな北方四島は、終戦直後にソ連軍に不法占拠され島民は島を追われた。早期返還を求める元島民の思いは切実であり、連合も結成以来、早期返還を求めて平和行動を積み重ねてきた。語り部の方から聞くソ連軍上陸時の島の状況と、早期返還に向けてどんな視点が必要なのかを連合の取り組みとあわせてご紹介。

「分断社会」を終わらせるために今、私たちは何をすべきか

2016年11月10日

「一億総活躍社会」に向けて政府は「働き方改革」に関する施策を推進しているが、現実に目を向けると、若者の貧困問題や、現役と高齢者の世代間、正規と非正規の雇用形態間、地方と大都市の地域間の「格差」が深まっている。この「生きづらい分断社会」を終わらせるために、今、本当に必要なものは何か、私たちにはどんな選択肢があるのか。気鋭の財政社会学者・井手英策慶應義塾大学教授と神津会長が、語り合った。

はじまった職安法の改正議論、求職者を守るルールづくりを

2016年11月5日
ブラック求人問題

ブラック企業に入社してしまう原因の一つとして挙げられる「ブラック求人問題」に関して、連合は、「『ブラック求人』問題を考える座談会」を10月6日に実施し、Twitter上でブラック求人の実態を集めるキャンペーンを行った。「ブラック求人問題」とは何か、ブラック企業や詐欺求人に引っかからないためにはどうしたら良いかを上西教授、嶋﨑弁護士、村上連合総合労働局長が語った。

「空気が支配していた」では済まない!どうなる?豊洲市場移転

2016年11月2日

当初の予定であれば11月には、築地市場から豊洲新市場への移転が完了しているはずでしたが、地下水汚染や地下室の空洞問題、今や豊洲への移転はまったく先が見えない状況となっています。その原因はいったいどこにあったのでしょうか。今月は「豊洲市場移転」の噺をご紹介。

心の健康と快適な職場づくりのために『ストレスチェック制度』導入の意義と活用

2016年10月27日
20161027_ストレスチェック制度

職場の労働安全衛生活動を支援している中災防では、いち早くメンタルヘルス対策の重要性を認識し、2002年からストレスチェックサービスを提供してきたという。ストレスチェックが義務化された意義とは何か、職場でどう活用していけばいいのか、八牧暢行理事長に話を聞いた。

ストレスチェック制度元年 導入の経緯と今後の課題を解説

2016年10月20日

メンタルヘルス対策の前進が期待される「ストレスチェック制度」は、2015年12月1日に施行され、1年以内に1回目の検査を実施することとされているが、9月時点でまだ実施できていない事業所も少なくないという。あらためてストレスチェック制度とは何か、それを職場でどう活かせばいいのか、制度創設の背景と課題を紹介。

LGBT当事者は13人に1人、職場ではどう受け止められているの?

2016年10月13日

今年8月、連合は「LGBTに関する職場の意識調査」の結果を公表した。職場で、LGBTの人たちはどう受け止められているのか。「職場」に焦点を当てた初の調査では、働く人たちの意識、差別やハラスメントへの対応、働きやすい職場づくりにおける課題が浮かび上がった。調査の一部抜粋をご紹介。

昭和の意識!?『男は仕事、女は家庭』からの脱却を

2016年10月6日

今年4月、「女性活躍推進法」が施行されたが、一方で男性の家事・育児への参画はなかなか進まない。その背景を探ってみると、「男は仕事、女は家庭」という性別役割分担をベースに長時間労働を良しとする「昭和的働き方」が立ちはだかっているようだ。働き方改革をテーマに精力的に執筆・講演活動を行う少子化ジャーナリストの白河桃子氏と神津会長、井上連合総合男女平等局長が語り合った。