本日3 月 16 日(金)午前 10 時時点で第 1 回回答集計を行いました。結果を報告いたします。
【概要】
- 2 月の要求提出以降、厳しい交渉環境の中で各労使が真摯に交渉を重ね、14日のヤマ場を含む第 1 先行組合の回答ゾーンである今週(12~16 日)、多くの組合が月例賃金の改善原資を獲得した。
- 集計結果は 6,515 円・2.16%(昨年同期比 245 円増・0.10 ポイント増)であった。300 人未満は 5,770 円・2.17%(同 631 円増・0.11 ポイント増)であり、2014 春季生活闘争以来 4 年ぶりに率で全体を上回り、額では過去最高となった。
- 非正規労働者の賃金引上げは、単純平均で時給 25.98 円(同 2.33 円増)・月給 5,496 円(同 137 円増)となった。
- 賃金以外でも、所定労働時間の短縮や非正規労働者の処遇改善などが実現している。
- 現時点の最大の特徴は、賃上げの流れが継続し、中小組合の健闘が目立つ点である。この流れが継続するよう、交渉中の組合を最大限支援していく。
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