ブラックバイトやブラック企業問題がニュースになることが多いですが、みなさんのまわりではサービス残業を強いられたり、経費を自己負担させられたり、「これって違法なのでは?」と、働く事に関して不安に感じることはありませんか。疑問に思っても、どうしていいかわからず泣き寝入りしてしまうケースが多いですよね。
そんな時に、ワークルールを知っていれば問題を解決したり、未然に防ぐことができます。
例えば、残業時間を証明するのにどんなものが使えるか、ご存知ですか?
Q.サービス残業させられたとき,実際に働いた時間を証明する資料となりうるものをすべて選びなさい。
- 手帳や日記の記載
- 家族への帰宅メール
- パソコンのログ時間
- タイムカード
こたえはこちら
こういったワークルール(働くときに必要な法律や決まり)を知っていれば、自分や周りの人を守ることができます。働く人だけでなく、会社にとってもコンプライアンスの推進や人材の確保に役立つことから、厚生労働省や日本生産性本部も後援しているのが「ワークルール検定」です。
初級検定は1時間の講習と45分のマークシート式の試験がセットで行われます。労働基準法、労働契約法、労働組合法などの労働法規や、それに定められた採用、賃金、休日、解雇など、労働にかかわる一般的な知識を、公式テキストに沿って勉強できるため、正社員やアルバイト・パートなど働く人だけでなく、経営者や管理職、さらには学生まで、誰でも役立つ知識を身につけることが可能です。
初級の問題や、過去問はワークルール検定公式ウェブサイトでご覧いただけます。
5月22日には全国で初級検定、中級検定が実施されます。
ぜひ、この機会にワークルールを勉強してみてはいかがでしょうか。
【実施要項】
●検定日時 5月22日(日)
●検定会場
初級:北海道(札幌、旭川、帯広)、東京、神奈川、新潟、岡山、和歌山
中級:札幌、東京、大阪、福岡
●申込期間 3/1(火)~4/30(土)
●申し込み:ワークルール検定公式ウェブサイト
●主催・問い合わせ先
一般社団法人日本ワークルール検定協会
Email:jimukyoku@workrule-kentei.jp
電話番号:03-3254-0545 (平日10:00~17:00)