「人への投資」と月例賃金にこだわった粘り強い交渉が奏功 ~2022春季生活闘争 第1回回答集計結果について~

2022年3月18日

連合(会長:芳野友子)は3月18日(金)午前10:00時点で、2022春季生活闘争の第1回回答集計を行いましたので、結果を報告いたします。

【概要】

○平均賃金方式で回答を引き出した776組合の加重平均は6,581円・2.14%(昨年同時期比1,018円増・0.33ポイント増)となった。組合の「人への投資」と月例賃金にこだわった要求と粘り強い交渉の結果であると評価する。
賃上げ分が明確にわかる459組合の賃上げ分は昨年同時期比マイナスになっているが、これは組合員数が大幅に増加した影響と考えられる。
なお、300人未満の中小組合のうち賃上げ分が明確にわかる179組合の賃上げ分は1,746円・0.63%(同316円増・0.12ポイント増)で、額・率とも全体を上回った。額で中小組合が全体を上回るのは、賃上げ分が明確にわかる組合の集計を開始した2015闘争以降、初めてである。

〇有期・短時間・契約等労働者の賃上げ額は、加重平均で、時給26.25円(同1.64円増)・月給4,680円(同296円減)となった。時給の引上げ率(概算)は2.56%で、一般組合員(平均賃金方式)を上回っている。

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