2022春季生活闘争 要求集計結果が出ました!

2022年3月3日

3月1日(火)12:00時点の2022春季生活闘争要求状況集計結果を報告いたします。

【概要】

〇要求提出済み組合は3,186組合、うち月例賃金改善(定昇維持含む)を要求した組合は2,654組合で、いずれも昨年を上回った(昨年同時期比27組合増・116組合増)。

○平均賃金方式による賃金引き上げ要求は8,478円・2.97%(加重平均)で、昨年を上回った(同632円増・0.33ポイント増)。このうち、賃上げ分が明確に分かる組合の賃上げ要求は3,837円・1.31%(同535円増・0.18ポイント増)。いずれにおいても、すべての規模区分で昨年同時期比プラスになっている。
要求組合数も昨年同時期を446組合上回る2,522組合となっており、「すべての組合が賃上げに取り組む」という連合方針が受け止められたものと認識する。

〇有期・短時間・契約等労働者の賃上げ要求額は、組合員数加重平均で時給40.93円(同4.13円増)、月給7,383円(同1,751円増)となっており、雇用形態間格差是正への取り組みの結果と受け止める。なお、今回初めて一時金の集計を実施した。

〇「すべての労働者の立場にたった働き方」の改善では、36協定の点検や見直しおよび年次有給休暇の取得促進に向けた取り組みが昨年同等の要求・取り組み数となる一方、60歳以降の処遇のあり方への対応、男女間賃金格差の実態と要因把握・点検、改善へ向けた取り組み、男性の育児休業取得促進に向けた取り組み等に多くの組合が取り組んでいる。

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