連合ビジョンの深化

2019年2月13日

「働くことを軸とする安心社会」の意義は変わらないどころかむしろ高まっている。持続可能性、包摂性の価値観を補強するとともに、「働くこと」に深く関わる課題に対応した理念を深化させ、「連合ビジョン」の改訂は進んでいる。

国際労働運動の窓 Vol.6

2018年9月6日

第107回ILO総会での「仕事の世界における男女に対する暴力とハラスメント」に関する基準設定の委員会は、深夜近くまで議論が及ぶことがあった。今回の最も大きな議論は、勧告により補完される条約とするか、勧告のみとするかであった。条約への反対を表明した政府は米国のみ。また、日本政府は基準の内容が明らかでないので保留とした。この米国と日本政府の発言に対しては、労働者側からブーイングが起きた。

ILO総会「仕事の世界における暴力とハラスメント」基準設定委員会報告の採択に関する談話

2018年6月14日

引き続き国際労働組合総連合(ITUC)とともに「STOP!仕事におけるジェンダーに基づいた暴力」キャンペーンを展開し、ILO条約採択と批准に向けた国内法整備を求めていくとともに、あらゆるハラスメントの根絶に向けた取り組みを強化していく。

国際労働運動の窓 vol.2

2018年6月1日
カタールのカファラ制度とILOが果たした役割 総人口の88%が外国人労働者 中東諸国で広まっている「カファラ制度」をご存じだろうか? カファラ制度とは、カタールをはじめ中東諸国特有の労働契約制度のことであり、雇用者が保証

国際労働運動の窓 Vol.1

2018年2月15日
ILOと国際労働運動 連載スタートにあたり 縁あってゼンセン同盟(当時)の国際局に入局して以来、国際労働運動に36年間従事してきた。と言っても、最初の10年ぐらいは何もわからず、ともかく翻訳等使い走りの仕事であった。私の

若者・子どもたちの将来に禍根を残してはならない

2015年7月9日

子どもたちの将来に禍根を残しかねない派遣法改悪案が十分な審議をされぬまま衆院で可決にいたり、参院でも審議に入った。そのことをすべての国会議員は重く受け止めるべきだと古賀会長が語った。その他、ILO総会の「社会正義」についてや、東日本大震災の被災地での取り組みについて触れた月刊連合2015年7月号掲載の古賀会長コラムより抜粋。