2020春季生活闘争 第1回回答集計結果が出ました

2020年3月13日

本日3 月 13日(金)午前 10 時時点で第 1 回回答集計を行いました。結果を報告いたします。

○ 2月の要求提出以降、交渉環境が急変する中にあっても、各労使が真摯に交渉を重ね、第1先行組合の回答ゾーンである今週(9日~13日)、多くの組合が賃金引上げを確保した。

○ 平均賃金方式で回答を引き出した組合の組合員加重平均は、5,841円・1.91%(昨年同期比812円減・0.25ポイント減)であった。300人未満は5,255円・2.05%(同131円減・0.07ポイント減)となった。この時期に、300人未満の組合の賃上げ率が全体を上回るのは、2018年以来2年ぶり。
このうち、賃上げ額が明確に分かる組合の賃上げ額の集計は、1,423円・0.44%(同473円減・0.18ポイント減)、300人未満1,415円・0.57%(27円減、0.01ポイント増)となった。

〇 有期・短時間・契約等労働者の賃上げは、加重平均で時給30.49円(同2.95円増)、月給で5,710円(同1,089円増)となった。時給の引き上げ額が30円を超えたのは、加重集計を開始した2015年以降はじめて。

〇 「働き方の見直し」については、長時間労働是正にむけた勤務間インターバル制度の導入やインターバル時間の延長、同一労働同一賃金の実現にむけ、手当の創設や労災補償の適用などの回答が引き出されている。

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