中小組合の賃上げ率が、全体を上回る
~2021春季生活闘争 第2回回答集計結果について~
連合2021春季生活闘争につきまして、3月25日(木)午前10時時点で、平均賃金方式による賃金引上げ回答の第2回回答集計を行いました。結果を報告いたします。
〇平均賃金方式での定昇相当込み賃上げ率は、第1回集計結果(3月19日公表)を維持。中小組合の賃上げ率は全体を上回り、分配構造の転換につながり得る賃上げの流れを維持。
平均賃金方式で回答を引き出した組合の加重平均は5,515円・1.81%(昨年同時期比365円減・0.13ポイント減)で、第1回集計結果を維持した。
300人未満の中小組合は4,737円・1.86%(同426円減・0.17ポイント減)となり、率では全体を上回るとともに、第1回集計結果をも上回った。
〇賃上げ分は昨年同時期を大幅に上回る。
賃上げ分が明確に分かる組合の賃上げは加重平均で1,655円・0.56%(同248円増・0.11ポイント増)と、昨年を上回った。