連合2020春季生活闘争につきまして、3月19日(木)午前10時時点で平均賃金方式による賃金引上げ回答の第2回回答集計を行いましたので、結果を報告いたします。
【概要】
現時点において、2020春季生活闘争の方針である「分配構造の転換につながり得る賃上げ」が具現化されている。
〇この時期に、中小組合の賃上げ率が全体を上回るのは、2012闘争以来8年ぶり
全体の組合員加重平均は5,880円・1.94%(昨年同期比595円減・0.19ポイント減)、うち300人未満の中小組合は5,163円・2.03%(同20円減・0.01ポイント増)であった。
〇中小組合の賃上げ額は全体を上回るとともに、昨年同時期をも上回る
賃上げ額が明確に分かる組合の賃上げ額の集計は、1,407円・0.45%(同421円減・0.17ポイント減)、中小組合は1,428円・0.58%(同78円増・0.06ポイント増)となった。
〇全体の定昇込み賃上げ率も第1回回答集計から0.03ポイント増加
全体の組合員加重平均は、第1回回答集計が5,841円・1.91%、第2回回答集計は5,880円・1.94%となり、額で39円増、率で0.03ポイント増となった。
○要求集計では、要求組合数、要求率ともに昨年同時期を上回る
金額が集計できる3,613組合(同480組合増)の要求は、組合員加重平均で9,001円・3.11%(同127円減・0.02ポイント増)となった。中小組合2,463組合(同340組合増)の要求は8,142円・3.27%(同152円増・0.03ポイント増)となった。
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