連合の10年と未来への決意
連合は、震災直後から救援カンパ、救援ボランティア派遣に取り組み、その後も「震災を忘れない、風化させない、教訓をいかす」という強い思いを共有して、「東北の子ども応援わんぱくプロジェクト」や「命を守る絆フォーラム」、「復興支
東京2020大会に向けてメディアの報道が増え、パラスポーツの認知度が高まり、物理的なバリアフリーは進んでいますが、心理的バリアは、いまだ根強く存在しています。ともに働き、ともに生きる社会をベースに、パラスポーツへの関心や認知度を高めていければと思っています。
2011年3月11日の東日本大震災から6年を迎える今、連合の取り組みや被災地の現状をまとめた『東日本大震災から』から、被災当時の状況を振り返り、被災地の「いま」を見つめ、未来への軌跡をたどる。
地震発生から3カ月。熊本県内では依然、数千人が避難生活を続けている。連合は震災直後から救援ボランティアを継続的に派遣したり、救援カンパも取り組んできた。熊本県知事を訪問し、全国から寄せられた救援カンパ金から第一段階として1億円を被災された方々に直接届く「義援金」として手渡した。
熊本県を中心とする九州地震が発生してから1カ月が経過した5月16日、月刊連合取材班が現地に入り、被災状況や連合救援ボランティアの活動状況を取材した。