連合（日本労働組合総連合会）

国際労働組合総連合（ITUC）　シャラン・バロウ書記長より

　今回の日本における大地震と津波という未曾有の災害に、国際労働運動は強い衝撃を受けました。まずは、この災害によって亡くなられた方のご家族や負傷された方に、心からの哀悼とともに弔意を表します。とりわけこの難局において、われわれ一同、連合とその構成組織全メンバーの無事を心よりお祈り申し上げます。

　日本国民は先週の災害後、人命損失のトラウマに向き合うことや被災地の再建復興という大きな課題において、甚大な国難に直面していることと察しております。全構成組織メンバーを代表し、ITUCは被災地の再建復興プロセスのあらゆる段階において、あなた方と共にあります。われわれが支援できる特定の領域、また連帯支援の準備がある構成組織に対してのまとまったアピールがあればお知らせください。

国際労働組合総連合アジア太平洋地域組織（ITUC-AP）　鈴木則之書記長より

　われわれは被災地を襲った地震と津波による、想像を絶するほどの壊滅の大きさを知り、衝撃を受けています。ITUC-APを代表して、また、自らの気持ちとして、被災地のご遺族の方に哀悼の意を表すとともに、大切なご家族が行方不明になり、深い悲しみの中にある方へ心からの哀悼の意を表します。

　われわれはITUC-APの構成組織や友人から多くのメッセージや電話をいただいています。われわれにできることであれば、日本の組合員や市民のため、救済支援に参加する用意はできています。

アメリカ労働総同盟・産別会議（AFL-CIO）　リチャード・トラムカ会長より

　1,250万人の組合員を代表してアメリカ労働総同盟・産別会議（AFL-CIO）は、3月11日に発生した大震災とそれに伴う津波、またその後の余震によって痛ましく奪われた命のために、被災地のご家族、日本の市民とともに喪に服しております。亡くなった労働者のご家族と日本の労働組合運動に関わる全ての人に、哀悼と支援の意を表します。

　被災地の再建と復興において、ここアメリカ合衆国にいる私および労働者の家族の心は貴兄と日本の市民とともにあります。貴兄および日本の労働運動に対して、われわれにできる支援があればどのようなことでも気兼ねなくご連絡ください。

ドイツ労働総同盟（DGB）　ミヒャエル・ゾンマー会長より

　日本における大地震や津波災害についてのビデオ放送を、強い衝撃と湧き上がる恐怖心をもって見ております。人々の受難や市町村の全壊－すべてわれわれの想像を絶するものです。さらには、放射能汚染の脅威があります。

　この国難の時において、ドイツの労働組合と労働者は日本国民と同じ気持ちにあることは間違いありません。被災によって最愛の人たちを亡くした多くのご家族に哀悼の意を表します。

　ドイツ国民は大惨事から再び立ち直ることがいかに困難であるか知っています。しかし、勤勉かつ創造力豊かな誇り高き日本国民がこの悲劇に堪え、以前にもまして強く生まれ変わることを私は信じています。

　連合と被災地における救助隊のためにドイツ労働総同盟ができることがありましたら、気兼ねなくお知らせ下さい。最後に、繰り返しになりますが、哀悼と連帯の意を表します。