7つの絆

 

平和運動

2020年、戦後75年の取り組み「未来へつなぐ」

 連合は、2020年、戦後75年という節目の年を迎えるにあたって、「未来へつなぐ」をキーワードに平和運動を展開しています。
 その1つが「希望の旗~未来へつなぐメッセージ~」です。全国47の地方連合会をリレーした「希望の旗」に、次世代を担う若者たちから平和へのメッセージが託されました。全国から寄せられた想い、ぜひ動画を通じてご覧ください。
 もう1つは、「連合・平和検定2020」です。戦後70年の2015年に作成した「連合・平和検定」を改定しました。あらためて戦後を振り返り、学ぶ機会として、チャレンジしてみましょう!

【希望の旗~未来へつなぐメッセージ~】
【連合・平和検定2020】

(設問)

(解答・解説)
平和で安定した社会・暮らしの実現をめざして

 私たちがめざす「安心して暮らし、働き、労働運動に携わることのできる社会」の実現には、「社会が平和で安定していること」が大前提です。戦争は、私たちの暮らしだけでなく、あらゆる社会基盤を破壊してしまいます。
 そのため連合は、1989年の結成以来、平和運動に積極的に取り組み、世論を巻き起こし、地球規模での“絆づくり”を進めることで、平和で安定した社会・暮らしの実現をめざしているのです。

いまも残る70余年前の戦争の爪痕

 「平和」であることがあたりまえ…と思っていませんか? しかし、未だ戦争の爪痕に多くの人々が苦しんでいるのです。
 第二次世界大戦では、約310万人もの日本人が命を落としました。
 世界で唯一、原子爆弾が投下され、今なお多くの被爆者が後遺症に苦しむ広島と長崎。第二次世界大戦での地上戦を経て、日本返還後も米軍基地が多く置かれ、過度な負担を強いられる沖縄。領土を奪われ、多くの住民が故郷を追われた北方四島。
 これらの地域においては、戦後75年となる今でも真の平和、安定した社会は実現していません。

 連合は平和運動として主に、次の3つの課題に取り組んでいます。
 1.核兵器廃絶による世界の恒久平和の実現と、被爆者支援の強化
 2.在日米軍基地の整理・縮小、日米地位協定の抜本的見直しに向けた運動
 3.北方領土の早期返還と日ロ平和条約の締結をめざす運動

 また連合は、毎年6月~9月に行う「平和4行動」をはじめ、労働組合やさまざまな団体・機関と連携・協力し合い、平和運動に取り組んでいます。

連合の平和4行動
平和行動 in 沖縄 第二次世界大戦末期、米軍との3ヵ月に及ぶ「鉄の暴風」とも称される激しい地上戦で約20万人の命が奪われました。特に沖縄出身の犠牲者は約12万2,000人、犠牲者全体の約65%にのぼりました。この悲劇を二度と繰り返さないため、6月23日の沖縄「慰霊の日」に平和の尊さを心に刻んでいます。
平和行動 in 広島 第二次世界大戦終結直前の1945年8月6日午前8時15分、米軍によって原子爆弾が広島に投下。約14万が亡くなり、今も多くの人が後遺症に苦しんでいます。人類史上初めて原子爆弾が投下された広島の地から世界に向けて、悲劇が二度と繰り返されないよう訴え続けています。
平和行動 in 長崎 広島に続き、1945年8月9日午前11時2分、米軍によって長崎にも原子爆弾が投下。約7万4,000人が亡くなり、約7万5,000人が重軽傷を負ったほか、今も多くの人が後遺症に苦しんでいます。長崎の地から世界に向けて、平和への祈りを込め、二度と核兵器が使われないよう訴え続けています。
平和行動 in 根室 北方四島は日本固有の領土ですが、第二次世界大戦終結直後、ソビエトが侵攻。約1万7,291人の日本人住民が故郷を追われました。それ以降、今日まで、ソビエトそしてロシアによる不法占拠が続いています。領土返還と日ロ平和条約の締結なくして真の平和はありません。