7つの絆

 

平和運動

2022平和行動in根室

 「2022平和行動in根室」は、2019年以来3年振りに現地・北海道根室市において開催しました。そのうち、「2022平和ノサップ集会」は、ライブ配信を併用して開催しました(現在はアーカイブ配信しています)。
 日本固有の領土である北方領土が77年にわたって不法占拠されている実情、故郷・北方四島を追われた日本人住民の想いに触れて、北方領土の早期一括返還と日ロ平和条約の締結に向けた決意を改めて確認するため、是非ご覧ください。

【内容】
◯オープニング企画
◯主催者挨拶
 芳野友子・連合会長
◯地元挨拶
 杉山 元・連合北海道会長
◯来賓挨拶
 小玉俊宏・北海道副知事(鈴木直道・北海道知事挨拶代読)
 石垣雅敏・根室市長
 諸星 衛・独立行政法人北方領土問題対策協会理事長
◯来賓紹介
 児玉泰子・北方領土返還要求運動連絡協議会事務局長
◯元島民の訴え
 鈴木咲子 氏(元島民、択捉島出身)
◯特別報告(竹島問題)
 黒目敏行・連合島根副事務局長
◯ピースリレー
 杉山 元・連合北海道会長、砂川安弘・連合沖縄事務局長
◯集会アピール
 石橋京将・連合北海道根室地区連合会副会長
◯がんばろう三唱
 淺野康敏・連合北海道釧根地域協議会会長

2021平和行動in根室動画はこちら

連合の「北方領土返還要求運動」に関する取り組みはこちら

2020年、戦後75年の取り組み「未来へつなぐ」

 連合は、2020年、戦後75年という節目の年を迎えるにあたって、「未来へつなぐ」をキーワードに平和運動を展開しています。
 その1つが「希望の旗~未来へつなぐメッセージ~」です。全国47の地方連合会をリレーした「希望の旗」に、次世代を担う若者たちから平和へのメッセージが託されました。全国から寄せられた想い、ぜひ動画を通じてご覧ください。
 もう1つは、「連合・平和検定2020」です。戦後70年の2015年に作成した「連合・平和検定」を改定しました。あらためて戦後を振り返り、学ぶ機会として、チャレンジしてみましょう!

【希望の旗~未来へつなぐメッセージ~】
【連合・平和検定2020】

(設問)

(解答・解説)
平和で安定した社会・暮らしの実現をめざして

 私たちがめざす「安心して暮らし、働き、労働運動に携わることのできる社会」の実現には、「社会が平和で安定していること」が大前提です。戦争は、私たちの暮らしだけでなく、あらゆる社会基盤を破壊してしまいます。
 そのため連合は、1989年の結成以来、平和運動に積極的に取り組み、世論を巻き起こし、地球規模での“絆づくり”を進めることで、平和で安定した社会・暮らしの実現をめざしているのです。

いまも残る70余年前の戦争の爪痕

 「平和」であることがあたりまえ…と思っていませんか? しかし、未だ戦争の爪痕に多くの人々が苦しんでいるのです。
 第二次世界大戦では、約310万人もの日本人が命を落としました。
 世界で唯一、原子爆弾が投下され、今なお多くの被爆者が後遺症に苦しむ広島と長崎。第二次世界大戦での地上戦を経て、日本返還後も米軍基地が多く置かれ、過度な負担を強いられる沖縄。領土を奪われ、多くの住民が故郷を追われた北方四島。
 これらの地域においては、戦後75年となる今でも真の平和、安定した社会は実現していません。

 連合は平和運動として主に、次の3つの課題に取り組んでいます。
 1.核兵器廃絶による世界の恒久平和の実現と、被爆者支援の強化
 2.在日米軍基地の整理・縮小、日米地位協定の抜本的見直しに向けた運動
 3.北方領土の早期返還と日ロ平和条約の締結をめざす運動

 また連合は、毎年6月~9月に行う「平和4行動」をはじめ、労働組合やさまざまな団体・機関と連携・協力し合い、平和運動に取り組んでいます。

連合の平和4行動
平和行動 in 沖縄 第二次世界大戦末期、米軍との3ヵ月に及ぶ「鉄の暴風」とも称される激しい地上戦で約20万人の命が奪われました。特に沖縄出身の犠牲者は約12万2,000人、犠牲者全体の約65%にのぼりました。この悲劇を二度と繰り返さないため、6月23日の沖縄「慰霊の日」に平和の尊さを心に刻んでいます。
平和行動 in 広島 第二次世界大戦終結直前の1945年8月6日午前8時15分、米軍によって原子爆弾が広島に投下。約14万が亡くなり、今も多くの人が後遺症に苦しんでいます。人類史上初めて原子爆弾が投下された広島の地から世界に向けて、悲劇が二度と繰り返されないよう訴え続けています。
平和行動 in 長崎 広島に続き、1945年8月9日午前11時2分、米軍によって長崎にも原子爆弾が投下。約7万4,000人が亡くなり、約7万5,000人が重軽傷を負ったほか、今も多くの人が後遺症に苦しんでいます。長崎の地から世界に向けて、平和への祈りを込め、二度と核兵器が使われないよう訴え続けています。
平和行動 in 根室 北方四島は日本固有の領土ですが、第二次世界大戦終結直後、ソビエトが侵攻。約1万7,291人の日本人住民が故郷を追われました。それ以降、今日まで、ソビエトそしてロシアによる不法占拠が続いています。領土返還と日ロ平和条約の締結なくして真の平和はありません。