連合（日本労働組合総連合会）

2．職場内での感染防止行動の徹底

• 密閉空間を避けるため、換気を徹底（機械換気や1時間に2回程度の窓の開放）すること
• 接触感染を防止するため、事務用品・OA機器の共用は避け、共用施設等の消毒を徹底すること
• こまめな手洗い・手指のアルコール消毒を徹底すること
• 飛沫感染を防止するため、
  ①咳エチケット（マスク着用や咳・くしゃみの際のハンカチ等の使用）の徹底
  ②事務所・作業場における人と人との間の十分な距離の確保（1メートル以上）
  ③外来者・取引先との対面接触をできる限り避けること
  ④会話や発声時、対面接触を避けられない時は、特に間隔を保ち（2メートル以上）、
  これが困難な場合は、マスクを着用すること
• 人が集まる形式での会議をできる限り回避し、TV会議や電子メール、電話を活用すること

3．通勤・外勤時の感染防止行動の徹底

• 上記の「咳エチケット」「手洗い・手指消毒」に加えて、時差通勤や自転車通勤・徒歩通勤の活用
• 公共交通機関利用時の不必要な会話等の抑制

4．労働者の労務管理上の対応

• 労働時間管理の徹底と超過勤務の抑制
• 在宅勤務・テレワークの活用
• 風邪（咳・発熱等）症状がある労働者への出勤免除、外出自粛の勧奨
• 高齢者・基礎疾患がある者・免疫抑制状態にある者・妊娠している者等への配慮
• 労働者一人ひとりの健康管理行動（十分な睡眠時間確保や栄養摂取等）の勧奨
• 労働者の日々の健康状態のチェック等への配意（出勤前の体温測定の勧奨等）
  ※2020年3月31日付、厚生労働省労働基準局安全衛生部からの連合への要請より

　なお、職場の喫煙場所についても、4月1日から施行された「改正健康増進法」の趣旨を踏まえ、密閉・密集・密接を避ける観点から利用者への注意喚起をお願いいたします。