くらし・生活

 

社会保障(新21世紀社会保障ビジョン)

すべての世代を支える持続可能な社会保障

 子育て支援、社会的セーフティネット、年金、医療・介護など、私たちの生活はさまざまな社会的サービスによって支えられています。また、社会保障がもたらす個人消費の拡大が需要を生み、新たな雇用機会をつくるため、経済社会の成長にもつながります。したがって、社会を支える中間層を再生し、経済の好循環を実現するには、社会保障のさらなる機能強化を積極的に行っていかなければなりません。
 そこで連合は、連合がめざす「安心社会」の基盤となる社会保障制度のトータルビジョンとして、2011年に「新21世紀社会保障ビジョン」を取りまとめました。

「働くことを軸とする安心社会」の実現
積極的社会保障政策と全世代支援型で経済社会の好循環をつくる

 これまでの社会保障は、救貧や貧困への防波堤として、病気やけが、加齢などのリスクに見舞われたらその都度対応する、いわば対症療法型の支援が中心でした。これに対し「新21世紀社会保障ビジョン」では、貧困に陥る前に支援を行う「積極的社会保障政策」を打ち出し、経済や雇用の改善につながる具体的な制度設計を提起しています。

「新21世紀社会保障ビジョン」でめざす社会と社会保障の姿
  • ①ソーシャル・インクルージョン(社会的包摂)政策の推進
  • ②「人間の安全保障」と社会保障の機能強化
  • ③積極的社会保障政策と積極的雇用政策の連携
  • ④全世代支援型の社会保障体系の構築
  • ⑤社会保障の安定財源の確保

 また、この積極的社会保障政策を推進するために、以下の5つを重点政策と位置付けています。

積極的社会保障政策を推進するための重点政策
  • ①子ども・子育てを社会全体で支えるしくみをつくる
  • ②第2のセーフティネットを確立する
  • ③高齢期の安心を保障する
  • ④安心の住まいを保障する
  • ⑤労使代表等が参画する「社会保障基金(仮称)」の創設