くらし・生活

 

税制(暮らしの底上げにつながる税制改革)

「公平・連帯・納得」の税制改革に向けて

 アベノミクスによる景気回復の恩恵は一部の富裕層・大企業に限られ、決してすべての生活者、労働者に行きわたっているとは言えません。さらに、非正規雇用の比率は年々高まり、正社員と非正規社員の賃金格差も依然として大きな問題となっています。このような中で連合は、税による所得再配分の強化をベースとした、「公平・連帯・納得」の税制改革の実現に向け取り組んでいます。

社会保障と税の一体改革

 現在の社会保障制度の原型が構築されたのは1960年代。半世紀の間に社会は大きく変わり、社会保障とそれを支える税制はその時代の変化に対応できず、さまざまな問題が浮き彫りになっています。
 例えば、雇用の不安定化や低賃金の拡大による税収の減少は、国の財政悪化へとつながり、社会保障の機能低下を招くだけでなく、消費を低迷させ、さらなる物価下落とデフレ経済へと陥ります。
 そうした悪循環を断ち切り、「働くことを軸とする安心社会」を実現するために、連合は「社会保障と税の一体改革」を推進しています。

社会保障と税の一体改革
  1. 税納者の立場にたったわかりやすい税制
  2. 税と社会保障を通じた所得再分配機能の強化
  3. 少子高齢化社会を支え合う税制
  4. 地方分権とバランスのとれた地方税財政改革
  5. 経済と環境を両立させるための税制
  6. グローバル化への対応
  7. 経済成長と持続可能な財政基盤の確立

 具体的には、人生後半期にかたより気味な社会保障制度を見直し、子育て支援や若者の就労支援などを充実させた「全世代支援型」へ転換するなどの施策によって、社会を支える中間所得層の再生をはかり、社会の安定と経済・財政の好循環を取り戻すことをめざしています。

 また、「もっと自分の税金を知ろう!」では源泉徴収票に載っている金額などを画面に入力するだけで、あなたの納税額(所得税、住民税、消費税)の概算を知ることができます。給与所得者の場合、毎年最後の賃金支給日に、明細と一緒に「源泉徴収票」を受け取ります。この源泉徴収票を使って、あなたの税金がどのように計算されているのか試算してみましょう。