初めての労働問題でもよくわかるコラム

非正規雇用で働いているけど…

 
「均等待遇」ってなに?

 職場で、隣の席の正社員と同じような仕事をしているのに、「パートタイム労働者だから」「派遣社員だから」「契約社員だから」と、働き方の違いだけで不合理な格差が生じていませんか?
 連合「なんでも労働相談ダイヤル」にも、「10年以上派遣社員として働いてきたが賃金が全く上がらない」「パートには休暇制度はないと言われた」といった、不合理な労働条件の格差についての訴えが寄せられています。

 今や、パートや契約社員、派遣社員などの非正規雇用で働く労働者は、働く人全体の4割を占めています。会社の主幹的な業務を正社員以外の労働者が担うケースも増えており、民間企業だけでなく公務の現場でも、なくてはならない存在となっています。しかし、その待遇は、給料やボーナスだけでなく、休暇や福利厚生、出産・育児休業などの制度、さらに教育制度や退職金制度などでも格差が生じています。

 安心し納得して働くためには、同じ職場の中で「パートだから」「契約社員だから」「派遣だから」という雇用形態の違いによる不利益な取扱いをなくしていかなくてはなりません。そのためには、「均等(同じにすること)」と「均衡(バランスをとること)」の両者を含んだ、雇用形態間の均等待遇原則を法律で定めることが必要です。

 連合は、非正規雇用で働く人たちの処遇改善を企業へ求めるとともに、すべての働く人の安心につながる「均等待遇原則の法制化」を強く求めていきます。