国際活動

 

ディーセント・ワークの実現

ディーセント・ワークとは?

 ディーセント・ワーク (Decent Work)は”働きがいのある人間らしい仕事“と訳され、1999年に、国際労働機関(ILO)のファン・ソマビア元事務局長が提唱した考え方です。

2020年ディーセント・ワーク世界行動デー重点テーマ
「自宅と職場でディーセント・ワークについて、つぶやこう!」
世界を変えるための17の目標

 現下の新型コロナウイルス感染症の拡大状況の中、働きがいのある人間らしい仕事、「ディーセント・ワーク」を改めて皆さんに考えていただく動画、「自宅と職場でディーセント・ワークについて、つぶやこう!」を2020年の取り組みとして作成しました。そして動画をご覧いただいた皆さんからは、「通常業務に加えて感染症対策が増えたため、残業が増えている」など、新型コロナウイルス感染症に関する声が寄せられました。連合はこうした皆さんの声を活かしながら政策・制度の実現に向けて取り組んでまいります。また「ディーセント・ワークという言葉を初めて聞いた」というつぶやきもありましたので、引き続きSNSなどを通じて情報の発信強化をしてまいります。

 連合は働く仲間の相談窓口として、「連合なんでも相談ダイヤル」0120-154-052を通年で設置しています。お気軽にご相談ください。

ディーセント・ワーク=働きがいのある人間らしい仕事

 その仕事、ディーセントですか? もし一つでも「No」があれば、あなたの仕事、ディーセントではないかもしれません。

安定して働く機会がある。
収入は十分(生活し、今後に備えて貯蓄ができる賃金)である。
仕事とプライベート(家庭生活)のバランスが取れている
(長時間労働に苦しんでいない)。
雇用保険、医療・年金制度に加入している。
仕事で性別 (女性だから、男性だから)、性的指向・性自認による
不当な扱いを感じることはない。
仕事で身体的、精神的危険を感じることはない。
働く人の権利が保障されていて(組合に入れる、作れる、会社と交渉できる)、職場での相談先がある。
自己の成長、働きがいを感じることができる。
ディーセント・ワーク世界行動デー
ディーセント・ワークのポイント
  • 上記1~8全てを満たす仕事が十分にある社会を実現するためのコンセプト。
  • 世界の首脳が討議するG20やG7など、首脳宣言でも出てくるコンセプト。
  • 持続可能な開発目標(SDGs)で促進がうたわれているコンセプト。

 連合も加盟している国際労働組合総連合 (ITUC)は10月7日をディーセント・ワーク世界行動デー(World Day for Decent Work [WDDW])としており、世界中での一斉行動を呼びかけています。

持続可能な開発目標(SDGs)

「SDGs(エス・ディー・ジーズ)」とは
 持続可能な開発目標(Sustainable Developmen Goals)は、その頭文字を取ってSDGsと略すこともありますが、2015年9月の国連(UN)サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。17のゴール・169のターゲットから構成されています。策定にあたって実施されたオンライン調査には世界中から延べ1,000万人以上が参加し、政府や国連の代表者だけではなく、世界中の人びとが関わって決められたゴール・ターゲットです。

世界を変えるための17の目標
SDGsのポイント
  • ゴール8に「働きがいも経済成長も」というディーセント・ワークを促進する項目が入り、世界共通の目標になりました。
  • 発展途上国のみならず、先進国を含む国際社会全体が取り組むものとしてデザインされています。
  • 「誰一人取り残さない」(leaving no one left behind)社会の実現を目指し、経済・社会・環境をめぐる広範な課題に、統合的に取り組むこととされています。
  • 全ての関係者(先進国、途上国、民間企業、NGO、有識者等)の役割とマルチステークホルダー・パートナーシップを重視しています。

国際労働運動の重点ゴール
17あるゴールのうち、国際労働組合総連合 (ITUC)が決めている重点ゴールは次の6つです。

2. 思っていることを発信する(ハッシュタグをつけてSNSで発信)
  • ディーセント・ワーク (#WDDW#SDGs#Goal8)
3. 連合に相談する
連合なんでも労働相談ダイヤル