国際活動

 

ディーセント・ワークの実現

2018年ディーセント・ワーク世界行動デー重点テーマ
「STOP!仕事における暴力とハラスメント」

 「パワハラ(いじめ、嫌がらせ)」「セクハラ」「マタハラ」心・体への暴力…働く中で、1度でも経験したことのある人は多いのではないでしょうか。
 そして相談せずに我慢・あきらめてしまった人も、少なくはないはずです。

仕事における暴力とハラスメントの現実
日本では
  • 5割を超える人が職場に何らかのハラスメントがあると回答
  • パワハラ・セクハラを受けた、見聞きした人は4割以上
  • ハラスメントにより心身に不調をきたした人は3割、仕事をやめた人も2割

※連合「ハラスメントと暴力に関する実態調査」

世界でも
  • 全世界の16歳以上の女性の35% (8億1,800万人)が家庭や地域、職場で性暴力や身体的暴力を経験

※WHO(世界保健機構)調査

仕事における暴力とハラスメントを規制・禁止する国際的な“決まり”を作る

 仕事ができなくなる、体調を崩す、自分など価値のない人間だと思ってしまう・・・。仕事での暴力やハラスメントにより損なわれるもの、失うものは甚大です。
 そこで国際労働機関(ILO)では今、「仕事の世界における暴力とハラスメント」についての基準作りが議論されており、2019年でのILO条約採択を目指しています。

国際的な“決まり”であるILO条約ができるということは
  • ハラスメントに苦しむ働く人たちの強い味方ができます。
  • 本国内でハラスメントを規制・禁止する法律を作る力になります。

 連合は、国際労働組合総連合 (ITUC)とともに、「STOP!仕事におけるジェンダーに基づいた暴力」キャンペーンを展開しています。

ディーセント・ワークの実現に向けて
地方連合会から集まった写真でITUCのロゴマークを作成