農業体験を通じた食育の推進と収穫物をフードバンクに寄付する社会貢献。また事業の一部を障がい者施設に委託することによる障がい者の方の就労支援。
連合愛知30周年事業としてボランティアプロジェクト「ここあファーム」は、①組合員とそのご家族を対象に、田植えや野菜の収穫などの農業体験を通じた食育、②農園の管理・整備を障がい者の方々に委託することによる障がい者の方の就労支援③収穫した農作物の一部をフードバンクへの寄付を柱に取り組んでいます。
2022年のフードバンクへの農作物提供は、前年度の結果を踏まえ、提供できる時期を広範にできるよう作付け計画を変更しました。その結果、玉ねぎを4月から6月にかけコンスタントに提供できるようになりました。今後は大根やジャガイモの収穫・納品となっていきます。
【ここあファーム3つの活動】
1.食農体験・学びの場の提供
構成組織の組合員とそのご家族を対象に、農業体験を通じ、食育の重要性を学ぶ場を設けます。
■2023年イベント
6月・・・田植え体験&生き物調査
11月・・・稲刈り体験・野菜収穫
11月・・・芋ほり体験・野菜収穫
2.フードバンク活動を支えるための農産収穫物の提供
ここあファームで収穫した農作物をセカンドハーベスト名古屋に届けることによってフードバンク活動を推進します。
届けた農作物は母子生活支援施設・児童養護施設・ホームレス支援団体・外国人支援団体などへ届けられます。
3.障がい者就労支援の取り組み
除草作業や作物の定植や収穫などの畑全般の管理を仕事として提供することによって地域社会との接点を持つと共に
自立支援・社会復帰に繋げます。現在はファームの経験を活かし、現在では自分たちの圃場を持つようになりました。
そこで育てた野菜は朝市などで販売しており、障がい者の皆さんの仕事に対する自信とモチベーションアップにつなが
っています。