児童養護施設への寄付活動及び子どもたちとの交流
「合掌苑」は交通事故や各種災害・親の離婚・家出・長期入院などさまざまな事情からとり残された子どもたちや不幸にも家族などから虐待(ネグレクト)を受けたこうした状況下にある子どもを、児童相談所を通じて預かり、家庭に代わって短期間あるいは長期間(1才から18才まで)にわたり、健全に育成する児童養護施設です。
連合岐阜青年委員会は2006年度より交流・寄付活動を継続しております。この継続は当時、入所する子供たちから言われた一言がきっかけでした。「お兄さんたち、今日だけなんだよね?」との言葉は当時の青年委員たちの心に突き刺さりました。「一回こっきりの交流・寄付活動は何処もやっている。我々は継続しよう」との意思が統一されました。
2006年を皮切りに、青年委員会の活動として、メーデーにてバザーを出店し、自分たちで品物集めや企画運営を行い販売し、その売上金全額と、募金やプラカードコンテスト入賞でもらう賞金などを集め「合掌苑」に寄付しています。
交流としては、いままで様々なことを行ってきました。当初は寄付活動の同日に体育館などで一緒に遊んだりといった交流でしたが、将来に希望を持ってもらうために「働く大人を見学しよう」という趣旨に変わっていきました。ボトルキャップ寄付先の工場見学や構成組織である単組のご協力を得ての工場見学なども行いました。
2017年には、サッカーチームFC岐阜とコラボレーションし、日頃は見学できないような所も見学させていただいて、更には試合まで特等席で観させていただきました。
子供たちは大喜びで、サッカーに興味がなかった子供もサッカーで遊ぶようになったと伺いました。また初めて子供たちから感謝の色紙をいただきました。