京都労福協は、労働組合や労働金庫・こくみん共済coop・COOP生協などで構成する活動団体です。
すべての働く人の幸せと豊かさをめざして、連帯・共同で安心・共生の福祉社会をつくることを基本理念としており、その取り組みの一つとして、社会的役割を果たす社会貢献・福祉活動を掲げ、これまでに府内各地域において、クリーンキャンペーンをはじめ災害発生時の救援活動を展開しています。
自然災害発生時の被災者支援ボランティア活動を実施するにあたっての基礎知識の習得をテーマに、NPO法人きょうとNPOセンター常務理事の平尾剛之さんを講師に招き研修会を実施した。
講演では、災害発生時の実践的な活動を通じた京都府や各自治体行政との連携状況や社会的課題を学習し、また災害時のNPO(NPO法人、自治組織、経済団体等)が有する専門性や経験を活かした「特別なニーズをもった被災者への支援及びにNPO等の相互支援」が必要であることが提起された。京都労福協をはじめ、労働組合など関係団体がその社会的役割を認識するとともに、経験や機動力を活かし、それぞれの活動領域を拡大させる必要性が共有できる機会となった。
日時:2022年3月1日(火)18:30~20:00
場所:京都労働者総合会館(ラボール京都)4階第12会議室
参加:49名(WEB参加含)