社会貢献活動の一環として、環境保全・保護の推進、森林の活用について理解を深めることを目的としています。
連合茨城青年委員会と女性委員会は、環境保全・保護の推進と森林の活用について理解を深めることを目的に、毎年「環境フェスタ」を開催しています。この活動は、水戸森林管理署の協力のもと、水戸市近郊の国有林において、煩雑となっている杉の木を間伐し、陽の光を取り入れることによって、周りの木々の成長を促すことが大きな目的となっています。適度な密度で健全な森林に導くための重要な作業であり、2004年から継続して取り組んでいます。
昨年は10月26日(水)に、例年と同じ城里町の高田国有林において、青年・女性委員会役員と森林管理署職員など16名の参加により実施しました。慣れない作業に加え、足元が不安定な山林斜面で悪戦苦闘しながらも、みんなが協力し合い実践することで、達成感、満足感、連帯感が生まれ、あらためて森林保全の大切さと従事する方々の苦労を理解することができ、大変貴重な体験となっています。
また、森林伐採体験とあわせて、製品生産事業請負現場、製材工場、原木市場において、伐採から製材への加工、販売までの一連の流れを見学しました。さらに、伐採時に出る木屑を再利用してエネルギーに変える、木質バイオマス発電所も見学し、森林活用の過程や、環境保護の重要性を学んでいます。
今年は、11月に開催を予定しています。一人でも多くの皆さんに参加をいただき、環境保全活動の大切さを体験していただくなど、活動の推進をめざします。