① SDGsの精神より、誰もが豊かに安心してくらすことのできる社会を目指し、「連帯・協同」、「助け合い・支え合い」の取り組みを世界へ広げる
②個々での取組では実践が困難な取組を、労福協が事業として働きかけることで、国際支援の実施へのきっかけづくりとする
世界では、脱け出せない貧困や今までの経験からは予想できない気候変化による自然災害また紛争地域の拡大・拡散からの避難を事由として、一枚の衣料を必要とされている方がおられます。国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)によると、世界の難民の8割、国内避難民の大多数は、アジア、中東、アフリカなどの低・中所得国に集中しています。彼らは社会的に疎外された最も弱い立場にあり、水・衛生設備や医療サービスに充分アクセスできていないため、通常の生活を送っている場合よりはるかに高いコロナ感染のリスクにも直面しています。
我々にとっての衣料は贅沢や趣味、個性を代表するものとなりましたが、その衣料を身に着けることさえできない諸外国の方々への支援として、また、衛生設備が不十分でコロナウイルス感染リスクの高い低・中所得国の方々への支援として、「助け合い・支え合い~コロナに負けるな!~国際支援事業」と題し、世界中の貧困等から1枚の衣料を求める人と、十分着用できる服が眠っていて、捨てるのは「もったいない」、「何か意味のあることに再利用できないか」と思っておられる方を結び付け、衣料を必要とする人たちに「愛の救援衣料」を配布されている 特定非営利活動法人日本救援衣料センターの衣料品寄贈事業に対し、中古衣料を取り纏め寄贈します。