県立看護大学の学生にむけ、マスク600枚を寄付
新型コロナウイルスにより全国に出された緊急事態宣言は解除され、小中高校では授業が再開されている。しかし、春先から拡がった感染症によって、学生たちの多くは友だちをつくる機会や学びの機会を失った。
こうした中、大学生たちは未だオンライン授業が主流であり、楽しみにしていたキャンパスライフどころではなく、苦悩の日々が続いているという。
中北濃地協は、県の非常事態宣言が解除されようとする8月下旬に、コロナ禍により学びの機会が失われつつある学生たちにエールを送ろうとマスク調達を開始。
9月17日に、岐阜県立看護大学の学生にむけ、マスク600枚を寄贈した。
看護学生は医療実習が必要であり、実習先はまさに医療現場である。
ましてや、自分が拡げてしまうのではといった恐怖から、人一倍、気を遣うという。
マスクを贈った佐谷和高 議長は、「実習先では、何枚もマスクは必要になると思う。学生たちの負担や学びの助けができたら」と述べ、「応援している!」と書き記した看板を前に、マスクを手渡した。