2018年の西日本豪雨や台風24号等の被害により丸亀城の南西部に位置する帯曲輪(おびぐるわ)石垣と三の丸坤櫓(ひつじさるやぐら)跡石垣の一部が崩落した。丸亀市では、石垣の早期修復に着手したいとしながらも、修復には多額の費用が必要なことから、広く市民や募金をいただける方からのご協力もお願いすることとした。そこで、地元単組の要望もあり連合香川としてカンパ活動を行った。
2018年12月12日から2019年1月31日にかけて、連合香川の行事・イベント等(新春セミナー、旗開きなど)で呼びかけるとともに、構成組織内での展開を図った。結果、720,183円の浄財が集まり、2月22日に丸亀市の梶市長に贈呈するなどした。市長からは感謝状と、後日、石垣復旧するまでの間、天守閣が無料で観覧できる「丸亀城石垣復興城主証」をいただいた。なお、復旧工事は2024年3月末の完成をめざし進められていたが、石材の破損が予想以上に広範囲に及んでいたことや、崩落面が想定より深かく、除去する土砂(栗石・盛土)の増加により2021年9月に1年遅れの完成になることが発表された。ちなみに、3枚目の写真は今年8月の工事の様子。