私達の周りでは新型コロナの影響によるたくさんの悩みが聞こえてきます。
しかし、悩みを抱える若者が専門的な相談へと繋がることは多くありません。
SNSなどに悩みを投稿することはあっても、何も解決せず一人で苦しんでいる若者が多いのが現状です。
「気軽に投稿できるSNSや掲示板」「解決に繋げられる専門的な相談」
両者を繋ぐ橋渡しとなるサイトを制作し若者の抱える働く悩みを解決に導いていく仕組みを作ります。
■新型コロナに対してより大きな影響を受けている若者
緊急事態宣言の解除後も、新型コロナによる影響が収まる気配はありません。
特に、非正規やアルバイトとして働くことが多い若者は、より大きな影響を受けています。
「緊急事態宣言解除後も、3割以上の人はシフトが回復していない」※1、「勤務先から何らかの補償を受けた人は約2割に留まる」※2など、感染症の拡大によって生じた課題に社会が対応できていないのが現状です。
日本若者協議会は「若者の声を社会や政治に反映させる」ことを目的に、高校生や大学生が中心となって活動しています。
新型コロナの影響による緊急事態宣言が解除された後も、私達のもとにはたくさんの悩みが寄せられています。
「緊急事態の解除後もバイトができない」「仕事を休んでいるけど補償がないので生活が苦しい」「学校もバイトも休みになって何もできない、気分が落ち込み抑うつ気味になっている」など。
日々、働く人の悩みに寄り添っている皆さんのもとにも同じような声が届いているのではないでしょうか。
■より多くの若者を労働相談へ繋げていくために
多くの若者は、働く悩みを抱えていても友達同士で悩みを共有したり、SNSや掲示板などに投稿したりすることで、一時的に悩みを緩和するだけで、解決には繋がらず一人で苦しんでいます。
専門的な労働相談に繋がれば解決に繋がる可能性があっても、若者にとって身近ではない「労働相談」という選択肢は浮かばず「自分が我慢すればいい」と思ってしまう若者が多いからです。
「気軽に投稿できるSNSや掲示板」と「解決に繋げられる専門的な知識」両者の間には大きな距離があるのが現状です。
この距離を繋ぐ橋渡しとなるサイトを制作し、より多くの若者を専門的な労働相談に繋げていきます。
1、悩みの共有から専門的な労働相談へと繋いでいく
若者が気軽に安心して投稿できる「悩み投稿ページ」を作成し、働く悩みを抱える若者が共感しあえる場を作ります。
悩み投稿のページから専門的な労働相談への動線をサイトの中に作り、労働相談へ導いていく仕組みを作ります。
2、投稿される悩みに対する対策コラムやQ&A
投稿される悩みに対する解決策のコラムや、よくある悩みに関するQ&Aを定期的に更新し、働く悩みを抱える若者に情報提供を行っていきます。
■私達と共に働く悩みを抱える若者を支えてください
労働組合の活動に関わる皆さんは、「働くことを軸とする安心社会」を実現するために、日々悩みを抱える方々と向き合っていらっしゃるのではないでしょうか。
私達はこのプロジェクトを通して、働く悩みを抱える若者が安心して専門的な労働相談を受けることができる仕組みを作ります。
皆さんと共に、ぜひ今回のプロジェクトを全国の働く悩みを抱える若者に届けて行きたいと思っています。
どうかあなたの力をお貸しください。
日本若者協議会
スタッフ一同
・寄付金の使途
HP制作費 30万円
HP維持管理費 10万円
コンテンツ作成費 10万円
※1「【第2回】新型コロナウィルスの影響に関するアンケート調査」(マイナビグループ)
※2「新型コロナウイルスによる非正規雇用への影響調査【就業者篇】」(マイナビ)