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エッセイ・イラスト

新産別運転者労働組合 滋賀地方本部(労供労連)-オトナの社会科見学-

新産別運転者労働組合 滋賀地方本部
労働組合が非営利で運営する場合にのみ認められている労働者供給事業を行っており、新運転には5つの地方本部(北海道、東京、埼玉、関西職別、滋賀)がある。滋賀県栗東(りっとう)市に中央競馬の調教拠点である栗東(りっとう)トレーニング・センターがあることから、滋賀地本では、競走馬を輸送する馬運車(ばうんしゃ)の運転手などを供給しているという特色がある。
(本内容は季刊「RENGO」2023年夏号に掲載した内容を再掲したものです)

今回、職場の紹介をしていただく方々は

大型運転手の最高峰 馬運車

 馬運車の運転手は、「大型運転手の最高峰」だと楠さんは言います。「乗せているものは生き物。しかもレースのために仕上げられた馬。細心の注意と運転技術が必要なんです」。
 中央競馬のレースは週末に全国で開催。毎週木曜日に出走馬が決まると運送会社から新運転などに連絡が入り、そこから運転手を調整。早ければ金曜日には馬を乗せ栗東を出発します。「運送会社が人員の予想をしてくれてますけど、難しい。大型運転手なら誰でもええわけやないし」。馬のストレス軽減のため、坂やカーブ、どんな天候でも一定の速度で走らせることが求められ、「右側のお腹をこすられるのが嫌という馬の場合、左カーブでは一段と気を遣わなければいけない。そういう世界です」。組合員90人のうち馬運車に携われるのは25人ほどなのだとか。
 栗東の隣の草津に生まれ、「いつか馬運車を運転したいと思っていた」と楠さん。「誰でも運転できる車やない。だからこそ極めてみたいやないですか」。ミキサー車の運転をしていた頃、縁あって馬運車の世界へ。「〝億〞の価値があるものを積んでいる。アクセル、ブレーキ、クラッチ操作、何もかもがほかの運転と違った」。馬運車の経験は、組合員の成長につながるそうで「『どの車でも日頃から丁寧な運転を心がける、そうでないと肝心なときにボロが出るよ』と伝えます。良い影響は間違いなくある」。課題は馬運車が運転できる組合員を育て、増やすこと。「今はニーズに応えられないこともある。対応できるようにしていくことも、委員長としての役割です」。

(本内容は季刊「RENGO」2023年夏号に掲載した内容を再掲したものです)

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