ジェンダー平等・多様性推進

 

コロナ禍におけるジェンダー平等課題に関する意見交換会

 この意見交換会は、新型コロナウイルス感染症による影響がとりわけ女性の雇用と生活に大きく出ている中、連合「コロナ禍における雇用・生活対策本部」の取り組みの一環として設置したものです。意見交換会が取りまとめた「提言」は、第18回中央執行委員会(2021.3.4)に提出されました。連合は、「提言」を受けとめ、その方向性に賛同したうえで、政策要請等の取り組みを進めています。

【意見交換会から連合への「提言」のポイント】
  1. 調査会社の用意するモニターではなく、無作為抽出標本を対象に全国調査を行い、偏りない実態把握と問題の可視化を
  2. ジェンダー視点でテレワークの課題を明らかにし、必要な対策を
    1. 実施状況の属性にもとづく調査・分析と、政府目標「7割」の検証を
    2. 労働者の負担軽減のため、事業主の責任の明確化や保育サービス等の充実を
    3. ガイドラインの改正にあたっては、ジェンダーの視点や、生活時間・生活時間帯の確保および徹底した長時間労働の防止等を盛り込んだ議論を
  3. 確実に行き届く支援を。公共部門や、NPO等への財政的措置で雇用創出を
「コロナ禍におけるジェンダー平等課題を考え、行動するフォーラム」(2021年9月3日(金))

 2021年9月3日(金)には、「コロナ禍におけるジェンダー平等課題を考え、行動するフォーラム」をWeb形式で開催しました。

主催者挨拶~第1部:現状と実態

主催者挨拶(連合 石田昭浩副事務局長)

「公務非正規労働従事者への緊急アンケート調査」からみえてきたこと、持続可能な公務労働への転換を!
公務非正規女性全国ネットワーク(はむねっと)代表 渡辺百合子

  • 一般社団法人社会的包摂サポートセンター事務局長 遠藤智子
第2部:構造的要因と課題①
  • 日本労働弁護団事務局次長 新村響子
  • 均等待遇アクション21事務局 柚木康子
  • 東洋大学社会学部社会学科准教授 村尾祐美子
第2部:構造的要因と課題②
  • 弁護士(東京駿河台法律事務所) 圷由美子
  • 独立行政法人労働政策研究・研修機構労使関係部門副主任研究員 内藤忍
  • 中央学院大学現代教養学部准教授 皆川満寿美
第2部:構造的要因と課題③~まとめ
  • 弁護士(りべるて・えがりて法律事務所) 中野麻美
  • 日本女子大学名誉教授 大沢真知子
  • まとめ(連合 井上久美枝総合政策推進局長)
コロナ禍におけるジェンダー平等課題に関する意見交換会

<有識者>※あいうえお順

  • 圷 由美子  弁護士(東京駿河台法律事務所)
  • 遠藤 智子  一般社団法人社会的包摂サポートセンター事務局長
  • 大沢 真知子 日本女子大学人間社会学部現代社会学科教授
  • 内藤 忍   独立行政法人労働政策研究・研修機構労使関係部門副主任研究員
  • 中野 麻美  弁護士(りべるて・えがりて法律事務所)
  • 新村 響子  日本労働弁護団事務局次長
  • 皆川 満寿美 中央学院大学現代教養学部准教授
  • 村尾 祐美子 東洋大学社会学部社会学科准教授
  • 柚木 康子  均等待遇アクション 21 事務局

<事務局> 井上 久美枝 連合総合政策推進局長